こんばんは。
今日は大阪にある国税庁の出先機関に行ってきて、「最初の決算が終わってないから当然納税はしておりませんのよ」という謎の納税証明をもらってきたよ。
銀行に言われてとってきたんだけど、なんなの?
いじめなの?
未熟さを噛み締めさせて、それでも融資してもらえることをありがたく思え!という銀行のマインドコントロールなのだろうか。
ありがとうございます銀行様!!
さて、今日は物件を250万で買ったのに、リフォームに355万かけた愚かな男である53さんのDIYのお話です。
355万もかけたのにさらにDIYとかしてたのwww
うるさいです。本当はもっと高かったんだよ(# ゚Д゚)
俺がどのくらい不器用なのかを説明する
中学3年生のときであった。
京都の高校に進学するためには、当たり前だけど受験に合格しなくはいけない。
しかし、他の都道府県はわからないんだけど、京都の公立高校は試験を受験するだけでは駄目なのだ。
いわゆる国語、英語、理科、社会、数学の5教科は通知簿で5段階評価となっており、その数字がそのままテストに加算される。
国語で5だったら、受験で100点満点中60点でも65点になるということ。
ようするに本番でコケても通知簿の成績がよければ、それだけでも高校に進学しやすい仕組みとなっている。
これにもうひとつあって、音楽、技術家庭、美術、体育の4科目はなんと通知簿の点数の3倍がテストの点数に加算される。
この4教科がオール1のやつは12点しか加算されないけど、オール5のやつは60点が加算されるので、この4教科の成績でえらい差がつくことがおわかりいただけたであろうか。
そして不器用な俺は美術と技術家庭で5段階中、「2」という成績だった。落ちこぼれもよいところだ。
美術は彫刻だった。木彫りの筆箱をつくるという課題だったんだけど、俺はペーパーテストで満点だったにも関わらず「2」だったのだ。
先生が筆箱のデザインは何でも良いということだったので、俺は自分の名前をカタカナで大きくいれるのみという作品にした。
だって、なんでもいいっって言ったんだもん。
結果はお知らせしたとおり「2」。
ペーパーテストが満点じゃなかったらたぶん「1」が付いていたらしい。
頭が良くてよかった。
いや、頭よければ先生の言うことを真に受けてアホみたいな筆箱をつくることはない。
技術家庭の結果も「2」。
こちらはラジオキットを組み立ててハンダ付けで完成させるというもの。
ラジオの電波で受信できるチャンネル数が多いほど、通知簿の点数が高い。
10局以上なら「5」
7~8局で「4」
5~6局で「3」
3~4局で「2」
1~2局で「1」
俺は不器用なので、そもそもつくるのが遅い。クラスメイトがやったー!8曲だー!とか俺は7局~!とかやってるのを横目に組み立てるんだけど、どうにもこうにも遅い。
コレが大工の世界なら親方のげんこつが先に駄目になるくらい殴られていると思う。
ようやく完成して俺はドキドキしながらラジオのスイッチを押した。
なにせ受験がかかっているのだ。
緊張もひとしおである。
せめて5~6局受信してくれたら御の字だ・・・。
うん。0だった。
1~2局で通知簿1なのに、0局だったらそれはもう通知簿も0だよ。
漫画とかで馬鹿なキャラがオール1の通知簿を持って帰って親に怒られているシーンがあるけど、0はさすがにみたことない。
クラスで1局も受信できなかったのは俺だけだった。
ラジオの定義は知らないけれど、すくなくとも電波を受信して音楽やらDJの軽快なトークやニュースが1局は聞けることを意味するはずだ。
0局だとそれはもはやラジオではなく「木の箱」だった。
俺はハンダ付けをして中学3年生の2学期を丸々使って木の箱をつくったのだった。
ここでも俺は驚異的な勉強をして、クラスで唯一ペーパーテストで満点をとった。
クラスで唯一の0局で、クラスで唯一の満点。
ステータスの振り幅が極端すぎるww
それでなんとかラジオではなく、木の箱をつくってしまった汚名を返上して通知簿が2になった次第である。
そんな不器用な俺が靴の補修を試みた記事があるので読んでほしい。
以上の記事を読んでいただいた上で、俺がDIYをするとどうなるかご覧頂きましょう。
下駄箱を直しました
もとの状態はこれです。
この下駄箱は扉が壊れていて、もはや開かない状態。
壁にくっついていて、これを壊して新調するのに8万円かかると言われたんだ。
さすがに8万円高くね?
ちょっと半開きになっているけど、これ以上開きません笑
俺は作り直すことなんてできないので、扉を取り外して塗装してしまおうと思ったんだわ。
蓋がなくて、中の靴は丸見えなんだけどまぁ、使えるかなって。
塗装は家族でいきました。
娘とヨメみたいな人と塗ったんだけど、3人がかりで3時間かかったよ。
この小さい下駄箱塗るのに3人で3時間・・・。
しかも塗っているのにだんだんとペンキが薄くなっていくというか・・・。
キレイにムラなく塗るのが難しい。
なんで俺はこんなことをしたんだろう。
素直に8万円払っておけばよかったかもしれない。
塗っても塗っても塗った場所が薄くなってムラができるので、また塗り重ねるんだけど、結局同じ。賽の河原ってこんな感じなんだろうな。
ずーっと同じことを繰り返して3時間が経過して、どうにか塗った・・・というか色をつけたのがこちら。
壁にめちゃくちゃついてるやんwww
って思った人は観察力があります。あなたは昆虫博士のファーブルです。
養生なんてできないけど、適当にテープを買ってきて貼った。
しかし塗り方が雑なので養生テープを乗り越えてビシビシと壁にペンキがついたよね。
まぁ、ここは工務店さんが壁紙を貼ってくれるからよしとしよう。
この雑な下駄箱を見て、何を思いながら工事をしたんだろうか。
はじめてDIYやる人は工事の前にやるといいと思います。工務店さんにニヤニヤされながら直してもらえばいいんだよ。
それにしても白く塗っただけではあまりにもふざけていると思った俺は、なんとかペンキのムラに目がいかない方法はないものかとPinterestでDIYのヒントを模索した。
しかも不器用な俺でもできるアイデアはないか?
そうして思いついて買ったのがこちらです。
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これ、裏にシールがついていて、ぺらって剥がしてぺたーん!すれば簡単に貼れる。それでいて、ちゃんとタイルなんだよ。樹脂とかじゃなくて。重みがちゃんとあるタイル。
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というわけで届きました。
ずっしりと重みがあって、落としたらちゃんと割れそう。
タイルの目地の部分はゴムみたいな素材で、カッターナイフとかハサミで簡単に切れるよ。
こんな感じでまずは並べてみて、収まり具合を確認した。
ちゃんと購入前にメジャーで下駄箱の天面を図っていたので買った数量ぴったり。
あまった部分はカッターナイフでカットした。
というわけでこうなりました。
タイルを選んだのはいくらリフォームしても古さは隠しきれないだろうなと思ったので、レトロな感じに仕上げた方がいいかなーと思って。
ボロ戸建てとタイルはけっこう相性良いのではないだろうか。
おわかりでしょうか。天面をペンキで塗った意味がないことを。
前から見たところ。
工務店さんには「もう1ブロックずつ減らして余白があった方がおしゃれでしたね」
って、言われたけど、俺は自分の信念にしたがって「へへ」って曖昧な返事をしておきました。
リフォーム後に撮影して、この画像で入居者募集した。
壁が白いとやっぱ明るく見えるね。
ここでもう一度ビフォーを見てみましょう
アフターはこちら!
マシ!
なんかマシな気がする!
下駄箱の奥の柱とかどうにか出来ただろうな。
ニスとか塗れば良いと加藤ひろゆきさんの本に書いてあった気がするわ。
それなら透明だから、はみ出してもダメージなかったかもな・・・。
・・・というわけでなんだか中途半端です笑
下手くそDIYなんだけど、なんというか笑いがとれるほどひどくもないという・・・笑
ま、不器用な人でもこれくらいはできるということで笑
ペンキと刷毛で3500円
モザイクタイルが合計10680円
合計14180円
そして3人で3時間の労働
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これ、買った方が楽で安かったね(´;ω;`)
きょうはこのへんで
もうええわ
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