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eBayで売る
eBayで商品の仕入れ経験を積んだら、だんだんのeBayでの評価が高まってくるし、だいたいの感覚が掴めてきたので、いよいよ今度はeBayで売ることにした。
ヤフオクでも売っているのだからeBayでもできるはずだ。
そんな適当な感覚でスタートした。
・電子辞書を売る
eBayにもヤフオクみたいに売れたものを検索する機能がある。
このリンクをクリックすると・・・
こんな画面になる。
探したい商品名のところに試しに「japan」と入れて、sold listingのところにチェックを入れてから青いSearchのボタンを押して検索してみよう。
japanというキーワードを含んだ、eBayで売れた商品の一覧が出るよ。
こんな感じで出てくる。
キング・クリムゾンのCDが1404円
海洋堂のきもいフィギュアが898円
ニンテンドー64の動物の森のソフトが2021円
そのへんで探したら手に入りそうな商品だよね。
こんな感じで俺は電子辞書が売れていることを発見し、eBayで注文が入ってから価格コムで購入して海外へ発送するという方法で電子辞書1台あたり2000円~1万円の収入を得ていた。
・百均の包丁
100円ショップで買った包丁を販売していた。100円で仕入れて1000円で売っていた。日本の包丁や刀というのは海外では珍しい形なのかもしれない。最初の1本だけ買ってきて、撮影して出品。あとは先に出品してうれたら買いに行く。同じことを花札なんかでもやっていた。ちなみに包丁はもしかすると本当は海外へ発送するのに許可が必要だったかもしれない。
無知とは恐ろしい。
無知な女の子は時には可愛いけどおっさんの無知は殺されてもしかたないくらいみっともない。
何度か販売しているうちに包丁にはクレームがついた。
「メイドインチャイナじゃないか!」という内容だ。日本の包丁とは言ってないんだけど、評価を下げられるのが嫌で、それ以降販売するのをやめた。
・緑茶の粉末
緑茶の粉末タイプもよく売れた。どこが一番やすいのだろうと調べていると、静岡のネットショップが一番安いようだったので、メールで交渉し、卸価格で売ってもらえるように頼んでみた。
そうそう。いま思い出したけど、有機栽培のお茶だった。
外国人はオーガニックという言葉好きなのだ。
これは300円で仕入れて1500円で販売。注文が来てからネットショップへ注文をいれる。個人のわりにかなり注文したので、ネットショップにお得意様扱いされて嬉しかった。
同じように150円で仕入れた抹茶味のキャラメルを700円で売っていた。
これはある時、どこの店にも売ってなくて、すでに商品は落札されていたので困ったことがあった。
結局出張先の福岡でようやく買えたことがあり、それ以来出品をやめた。
粉末の緑茶が売れるのだから、他の緑茶の製品も売れるのではないかという発想は良かった。
辻利とか伊藤久右衛門の製品も売れたかもしれないね。
・海洋堂のフィギュア
上の検索結果の写真でも海洋堂が出ていたけど、日本のフィギュアは完成度が高くて、外国人に人気だった。この商品は仕入れ価格が命。それからシリーズでコンプリートしている状態で売ることが重要だった。
ネットで調べてみるとガシャポンをコンプリートした状態で卸売しているショップがいくつかあった。そこで安く仕入れることができた。
これとか1回300円のガシャポンを40個なら12000円のはずなんだけど8400円で売ってくれる。しかもコンプリートが何セットかできる。
あまったやつも単品でうれるけど、これはあまり利益がとれない。
・ニンテンドーDS、ゲームソフト
当時、ニンテンドーDSは日本で発売してから半年後に海外で発売されていて、そのタイムラグが利益を産み出してくれた。
俺はトイザらスでニンテンドーDSの新品を10台買って、eBayで転売した。3回くらいやって30台は売ったと思う。1台2500円くらいの利益だったと思うけど、1週間で30台くらい売った。
それはもう飛ぶように売れた。
本体が売れるのだからゲームソフトも売れた。
ネットで個人でも卸売してくれるゲームソフトの問屋があった。
いまもあるかはわからない。
そこで新商品も手を出したことがある。
だけど結局ヤフオクで安く落として転売するほうがゲームソフトはもうかったな。
悪魔城ドラキュラとかマリオとか忍者に関するゲームとか、うろ覚えだけどそんなやつが売れていた気がする。
・ワンセグのアンテナ
当時、ワンセグのアンテナをつけるとパソコンでもテレビが見れる的なグッズが日本で発売されていた。これが何故か海外で売れた。
あくまで日本の放送のはずなので、なぜこの商品が売れたのかわからない。日本でしかみれませんよと書いていたのに、けっこうな量を買ってもらえて、一体何に使うんだろうと不思議だった。
・ビーニーベイビーズ
この商品が最高の利益を叩き出した。ハンドバッグのキタムラという神奈川のブランドがあるんだけど、そこで5000円以上買ったら必ずもらえるセナくんという犬のぬいぐるみがある。肉球の部分が茶色なんだけど、この肉球がピンク色のプレミアムバージョンってのがあるのだ。
このピンクのセナくんと茶色のセナくんのセットはなんと10万円以上の値段がついた。いまは値段が崩れてしまったけどね。
ピンクのセナくんは5000円以上買った人が抽選をし、10人に1人しか当たらない。確率的には5万円つかってやっと一体入手できることになる。
俺はハンドバッグのキタムラで名刺いれやら小銭入れやら自分でも使えそうなやつを買ってはくじに挑戦し、ひとつ当てることができた。
お陰で当時俺の持っていた革小物は全部キタムラ製だった。
このビーニーベイビーズってのは世界中にコレクターがいるらしく、コレクター商品欲しさにファンの人はいくらでも金を出すのだなと驚いたものだ。
いまでもこのセナくん以外に、レアリティの高いビーニーベイビーズは高値で取引されているようだ。こういうのは入手の困難さと可愛さがポイントだ。
ちなみにとうとうくじが当たらなくなった俺は、ハンドバッグのキタムラの外で待ち構えて、ナンパするみたいに当たった人に一人ひとり交渉して5000円で1体をその場でゆずってもらった。3体くらいは入手できた。
見知らぬおっさんから話しかけられてぬいぐるみを5000円で売ってくれてと言われるのは恐怖だったに違いない。
俺にとってはビジネスのために知恵を絞り、少しだけ勇気を出せば、人間なんだってできるもんだなとすごく良い経験になったけど。
この時の経験は俺がこのあと今の社長とベンチャー企業を立ち上げるときの良いトレーニングになった。結果的にだけど。
こうしておれは年間で100万円くらいの利益を手にして、それはもうここで書けないようなことをしていろいろ・・・人生を楽しんだ笑
お小遣い3万円だった人が100万円を手にしたんだからそりゃあ、やりたいことがたくさんあるよね笑
楽しいことをしながらも、稼ぎ続けていたので、実際は150万くらい稼いでいたかもしれない。使ったから現金として確認できかなっただけで。
んで、そのお金はどうなったかと言うと、リーマンショック直前にFXに手を出し、見事に溶けた笑
そこで真面目な人間になれればよかったけど、むしろ不良中年の道を突き進むことになるわけで。
ダメ人間はどんな経験しても結局駄目だね笑
ちきしょう!誰が駄目人間や!
もうええわ!
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