わたしの年収は53万です

日本国内を旅するエリート営業マンのブログです。マリオットボンボイプラチナ会員、ANAプレミアムメンバー。たまに投資もします。

【不動産投資】コレラとそこは俺の土地

 

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 前回の記事の続きです

 

↓前回の記事

www.53man.net

 

 

とにもかくにも建物を解体しよう

 

その騒動は一本の電話からはじまった。

 

ぷるるる~ん(着信音)

ぷるるる~ん(着信音)

 

53「はいもしもし・・・」

売主「あー、53さんか。ちょっと大変なことになってるんや・・・」

 

 

 

 

 

 

 

前回の記事で工務店を探す傍ら、同時並行で俺は新築アパート用地に勃っている建物の解体を進めていた。

もともと新築アパートの建築をお願いしていた業者に解体も頼んでいたのだ。

(※8500万から1億500万に融資承認後に値上げした工務店)

 

土地の決済がおわり、さっそく解体へと話をすすめようとしたところ突然クソ値上げ工務店から解体ができないという連絡があった。

 

値上げ工務店「解体業者から連絡があり、業務が立て込んでいて解体工事に入れない」

 

などと言うのである。

 

そして、解体工事をすすめるにはこの値上げした工務店との建築請負契約を結ばないと無理だという・・・w

 

 

 

いやいやいやw

 

 

明らかに嘘やん。

 

 

 

値上げした条件で無理やり契約しようとしてるやん。

 

 

 

一応言い分としては解体の時につかう重機で前面道路の掘削工事をついでに終わらせることで費用を削減すためだって話だった。

建築請負契約を済ませないと解体もできないというストーリーはよく考えたものだなと思う。

 

でも8500万の見積もりが1億500万という2000万円も値上がりした書類に印鑑押せるわけないやろ笑

 

53「業務が立て込んでいるならこちらで別の解体業者あたってみます」

 

このようなショートメールをスマホで送った次の日に「解体工事ができるようになりました」って返信がきた笑

 

おいwwww

 

建築請負契約結んでないし、立て込んでいた業務が急に解消されるとかなんなの?笑

 

しかし次のような一文も添えられていた。

値上げした工務店「今回解体工事の監理から当社は離れますので直接やってください

 

・・・めちゃくちゃ気になる一文だけどまぁ、仕方ない。

建築請負契約を結んでないからだという言い分だと思うが、解体工事単体の契約書は1月の時点で結んでいるのですけどね。(このやりとりは2020年3月のやりとり)

 

 

と・こ・ろ・が

 

   

この「直接解体工事業者とやりとり」が後にとんでもない騒動に発展することをこの時点で俺は知らなかった。

 

ちなみにこのあと解体工事業者と改めて契約をしたときに解体工事業者は次のように言ってきた。

解体業者「ところでなんで解体工事開始の日取りが急に変わったんですか?

 

・・・解体工事業者と俺との間でクッソ値上げ詐欺師工務店が情報操作して建築請負契約にこぎつけようとしたことはこれで明白になった。

 

だまされるかボケー!(# ゚Д゚)

 

地主に囲まれる53さん

 

売主「53さん、あんた解体工事の前にご近所に挨拶に行ったんか?」

53「え。解体工事業者が工事前にご挨拶に伺うと聞いてましたけど」

売主「いや、あんた本人は行ったんかって?」

53「申し訳ありません。仕事で行けていません。工事前にかならず行くようにします」

売主「何を言うとるんや。もう解体工事はじまってるで!」

53「ええええ!?全然聞いてないですよ!」

売主「もう先週の水曜日から始まってるらしいで。それでな、工事の内容がひどくてご近所の人がカンカンに怒ったはるわ!急いで挨拶言ったほうがいいで」

53「そ、そうですね。では近日中に・・・。」

売主「いやいや、今日にでも言った方がいい!えらい剣幕でワシのところに電話かかってきたんや。もうあんたの土地なんかやからしっかりしてや!ほな頼むで!」

 

ツーツーツー

 

 

ご近所がカンカンに怒ったはる・・・

 

 

 

 

怒ったはる・・・

 

 

 

 

はる・・・

 

 

 

俺の脳内に関西弁のイントネーションが響き渡る。

 

 

俺は大急ぎでマイクロビキニを脱ぐと、スーツに着替えて家を飛び出した。

途中で百貨店の食品売場でお詫びのお菓子を購入する。

何が起きたのかは全然わからないけど、とにかくカンカンに怒ったはる!なのである。

 

カンカンに怒ったはるを解決するにはとにかくサイズの大きいプレゼントが最適だ。

俺は値段は安いがボリュームのある煎餅を3つ購入すると両手に抱えて格好いいレクサス(*´ω`*)に乗り込んだ。

 

現場に到着すると解体工事はやっていなかったが、重機が巨大な獣のように立ち並び、標的の建物に食らいついて停止していた。

 

俺は解体現場のすぐ隣の家の呼び鈴をならし、ネクタイとイチモツを整えて反応をまった。

 

「はーい」

 

上品な奥様の声がして、奥からニコニコとおばあちゃんが現れた。

   

おばあちゃま「あぁ、53さん。すいませんねぇ。お休みの日に。ちょっと他の人も呼びますね。」

 

俺は1軒ずつ頭を下げて周り、15分×3回くらいで対象となるご近所を回って許してもらうつもりでいた。

サラリーマンの本業で謝罪に伺うことはなれているし、チンピラみたいなやつに怒鳴りつけられても路上で襲われるケースとかじゃなければちゃんと丁寧に謝罪して許してもらえる自信もあった。

 

しかし、このおばあちゃまはそんな俺の甘い考えを木っ端微塵に粉砕した。

 

「ちょっと他の人」というのはこのおばぁちゃまの家の人のことだと思ったら違ったのだ。

 

解体現場に隣接する3軒の人々全員を自分の家に招いたのである。

 

どの家もクッソでかくて、見るからに金持ちで力を持っていますという感じ。

 

ざっと大小50~100坪くらいある土地にそれぞれ3軒の豪邸が勃っているのである。

 

その3人は全員地主だった。

 

俺は大きな屋敷に招かれて地主とその奥方に囲まれることになったのだ

 

 

大人になってからこんなに怒られることってありますか

 

地主たちの猛攻は凄まじかった。

 

・・・というより、解体業者がひどすぎたのである。

 

【苦情および要望】
・工事をはじめるまでの近隣挨拶がない
・留守であれば文書で説明が必要
・防塵、防音シートがない状態での解体工事
・水を撒きながら工事する(粉塵が飛ばないように)などの配慮がない
・足場が1本(2重になってない)で不安定。倒れそうである
・解体工事の許可を市役所にとっているのかどうか確認してほしい
・改められないようであれば解体工事の中止を市役所に申し入れるとのこと。

 

 

俺は頭から汗をダラダラと流し、正座で必死にメモをとった。

キンタマが痒くてもかくような余裕はなかった。

ひどい。とにかく業者がひどい。

 

大人になってからこんなに怒られることがあるのかってくらいボッコボコのフルボッコである。

6人の権力者がたった一人のか弱いエリートを囲んでボコボコである。

 

これから化学薬品の実験台にされる運命だと悟っているモルモットのように俺は畳の上で小さく丸まって嵐がすぎるのをまっていた。

 

ようやく解放された俺はソッコーで解体業者に電話をかける

 

53「ご近所の挨拶ができていないって恐ろしい剣幕で怒られましたよ!」

解体業者「いや~チャイム押したけどどなたも出んかったんよ~」

53「それならチラシを入れないと駄目じゃないですが。必ず会えるとは限らないんだし」

解体業者「これからチラシいれるとこだったんよ~」

53「とにかく明日の朝一番にもう一度挨拶に行っていただかないと市役所に工事中止の申し入れするっておっしゃってますよ!」

解体業者「中止は困るわ~。もう重機の手配にお金払っとるし~」

53「工事の許可は役所に届けてるんですよね?」

解体業者「それもね~。明日行こうと思っとったんよ~」

53「ええええ!!まだ許可とってないのに工事はじめちゃったんですか?」

解体業者「明日必ずいきます!」

 

まじか・・・まじなのか・・・

めちゃくちゃいい加減な業者やん・・・。

とりあえず約束してくれてよかった。

ヤクザみたいな業者だったら逆に凄んでくることもありそうだし。

 

しかしこのトラブルはまだまだ始まりに過ぎなかったのである

 

地主からの電話がなりすぎて付き合っているのかなって

 

市役所のホームページを見るとざっくり次のようなことが書いてあった。

 

 

解体工事するなら工事開始の2週間前までには届けてね☆

 

 

2週間前どころか工事はじまってしまってますけどwwwwww

 

 

53「あ、地主さん!おはようございます!解体業者さんから挨拶ありましたか?」

地主のおばあちゃま「あ~53さん。わざわざすいませ~ん。今朝ね、解体の社長さんが洗剤持ってご丁寧に挨拶にお見えになりましたよ^^ ちゃんと防塵ネットも張るし、水も撒いてくださるって約束してくださいました」

53「よかったです~。ご迷惑をおかけしましたー」

地主「いえいえ~。53さんが言うてくれはったよかったです~。おおきに~」

 

 

よし!ちゃんと挨拶には行ったようだ。

次だ!

 

53「あ、社長!おはようございます!挨拶行ってくれはったんですね!」

解体業者「あー!53さんちゃんと行きましたよ~^^」

53「よかった!市役所にも行ってくださいましたか?」

解体業者「行った行った^^」

53「ありがとうございます!それでは工事大変ですけど怪我のないようにお願いします!」

解体業者「はいはい~^^」

 

どうやら約束を守ってくれているらしい。

俺はほっと乳首を撫でおろした。

 

   

 

夜になり、防塵ネットがちゃんと張ってあるのか俺は心配で会社帰りに解体現場へと足を運んだ。

 

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この物件はアパートと戸建てがひとつの土地に建てられていて、画像はアパートの写真である。

無事にネットが張られている。

逆に言えばこのネット無しで解体工事はじめてしまったのだから正気の沙汰ではない。

 

 


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これは昼間の様子である。さきほどのアパートはあっと言う間に壊されてしまった。

奥にある戸建てを破壊しているところ。

 

それにしても俺はこのひと月前に築50年の傾いた戸建てを350万かけて修繕し、この築25年の積水ハウスのきれいな豪邸を500万円かけて破壊している。

一体何をしているのだろう。

 

築古戸建ての修繕はこちら

www.53man.net

 

 

順調に解体がすすんでいるように見えるけど、地主からは毎日のように電話がきた。

 

・防塵ネットが破れているので取り替えてほしい

・足場がやはりシングルだと不安だから1箇所あたり2本にして互いに支え合うようにしてほしい

・水を全然撒いていないのでホコリが飛んでくる

・1日の工事が終わったあとにゴミの掃除をしない。空き缶が散乱している

・側溝にゴミが落ちている。水が詰まるのでなんとかしてほしい

 

 

毎日毎日電話が鳴り、お詫びし、解体業者に対策をとるように指示をするが、1日だけ言うことを聞くが2日目から元通りになるのでまた苦情がくる。

 

俺はこれを試練だと思わないよう考えた。

いよいよ俺の方から地主に電話をし、今日は大丈夫ですかと先回りするようにした。

 

会社にも怖い上司とか苦手な取引先とかいるでしょ?

逃げたら追いかけてくるんだよ。

逆に鬱陶しいくらいこっちからアプローチしたら静かになる。

なんならこれで仲良くなって、相続時にアパート売ってもらおうとすら考えるようになった。

 

俺はこのトラブルを経てさらに成長してやる。

 

そう決意している時にまた事件が起きたのであった

 

 

 

 

 

 

↓このホースでたま~に水を撒いてくれるけど、すぐにやめるので全然意味ない笑


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あやうく大惨事になるとこだった

 

その電話をもらったのは土曜日の夜だった。俺は可愛いけどブサイクな娘ときゃっきゃと過ごしていたときに、地主のおばあちゃまから電話をもらった。

もはや彼女である。

休みの日はかけてくるなって言っただろ・・・

などと愛人ぽくつぶやいて電話に出る。

 

地主「53さんすぐに現場にきてください!大変な事になってる!」

 

 

 

俺は現場に急行した。

行ったのは夜だったけど、次の日に大変なことになっている写真が撮れたのでそれを見てほしい

 

 

   

 

 

大変ヽ(`▽´)/ ↓


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これわかります?

足場がついに倒れたんですよ。

 

それはもう地主さんたちはカンカンにブチ切れた。

なにせあれだけ足場が倒れそうだから2本ずつにして補強してくれって言われていたのに、無視して工事を続けたんだから。

これは解体現場の方に足場が倒れているけど、俺が呼び出しを受けたときはどちら側に倒れてもおかしくなかったところを地主さんたちが自力で解体現場に方へ引き寄せて現場の色んな所にロープを結んで事故にならないように防いでくれたのである。

 

反対側に倒れていたら地主の家にとんでもないダメージを与えているところだった。

 

俺は呼び出された日に解体現場の前で頭を下げ続けた。

また、俺が呼び出されて現場に到着する前に解体工事の社長も地主たちに呼び出されていたんだけど、それがまたトラブルのもとになった。

 

粉塵ネットを張れと言ったから張った。それが原因で強風で倒れたんだ!

 

こんなアホみたいな主張を俺が到着する前に解体業者の社長が地主たちに向けて言い放っていたのである。

地主の怒りは最高潮を迎えていた。

超ブチギレボルケーノおこである。

 

地主「もう明日にもでも市役所にいいます!!」

53「・・・わかりました。それは明日、わたしの方から市役所に電話をします」

 

 

もうだめだった。

これは工事をいったん中止するしかない。

 

俺は市役所に連絡し、その指示を仰ぐことにした。

地主の言うことは無視し続けた解体業者でも、さすがにお上の言うことには逆らえないだろう。

免許取り消しにでもなったら商売ができないはずだ。

 

 

しかし、このあとさらに地獄が待ち受けていた

 

意外な市役所の対応

 

市役所「特に違法ではないです」

53「ええええ!」

 

俺は自らの解体現場の不備を自分で市役所に電話をした。自首である。

正直、すぐに呼びつけられてグーで殴られる覚悟をしていたんだけど、その反応は以外なものだった。

 

足場は道路側はむき出しになっていて、解体工事の様子が丸見えなんだけど、隣り合っている地主の家の側面にボロボロの足場と防塵シートみたいな布が張ってあるんだけど、解体現場を囲う4つの辺のうち2方向にしか防塵されていなかった。

 

そのせいでホコリが飛ぶし、音もうるさいと苦情が毎日きていたのである。

しかし、市役所はその2方向を防いでいるのであれば、役所としてはただちに違法ではないという。

音に関しても解体する以上ある程度は仕方ないということなので、許容範囲とのことだった。

 

めちゃくちゃ怒られると思っていた俺は狐につままれたような気持ちになった。

 

市役所「解体の届け出はされてるんですよね?」

53「はい出ています。」

市役所「それなら問題ないです。ただ、住民の方には一定の配慮はお願いしますね」

 

 

この結果を解体業者に伝えると図に乗ると思った俺は「役所からは厳しいことを言われた。水は必ず撒くように」と伝えることにした。

なにせ苦情は実際に出ているのだから。

 

53「念の為確認ですけど届け出はきちんと出してもらったんですよね?」

解体業者「いや、それがね。まだ出せてないんよ」

 

 

 

 

 

 

は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はあああああああ???

 

 

 

   

 

 

53「いや、この前市役所行ったって言ったじゃないですか!」

解体業者「いや、行ったんやけど書類がいるって言われて書類だけもらってきたんよ」

 

 

 

 

 

ファーwwwwwwwww

 

 

 

 

 

 

 

あかーーーーーんwwww

 

 

 

 

53「何してるんですか!このまま工事続けて警察でも呼ばれたら終わりですよ!」

解体業者「出そうとは思っとったけど・・・」

 

 

 

 

 

いやいやいや!

 

 

 

 

 

 

いやいやいやいや!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

それはあかんやろ!

 

 

 

 

 

 

 

53「もういいです!俺が代わりに出してきますから絶対に住民の方を怒らせないようにしてください!市役所に相談されたり、警察呼ばれたらやばいです!」

解体業者「はい・・・」

 

 

 

 

俺は解体工事の届け出書を業者から受け取って、自宅に戻りネットで記入方法を調べた。

 

 

 

アスベストが含まれていますか?

木材はどのくらい量が出ますか?

壊す建物の構造は?

所在地は?

 

 

 

解体業者と電話でやりとりしながら、売買契約書のときの書類を引っ張り出して書き写す。書類をテキパキと埋めていく。

 

 

 

解体業の免許番号は?

 

 

 

53「社長!解体業の免許の番号何番ですか?」

クソ解体業者「免許もってないんよ」

 

 

 

 

 

は?

 

 

 

 

 

 

 

免許

 

 

 

 

 

 

 

 

もって

 

 

 

 

 

 

 

 

ないんよ

 

 

 

 

 

 

 

 

お前ふざけjkmぽあしうdpgmんうぃおpjgぴwsrlgじおpをいれおwgじょjgpwじおp:んい!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

終わった・・・・

 

 

 

 

 

完全に違法です。。。

 

 

   

 

 

 

大人になってからこんなに怒られることってありますか、この短期間に

 

 

市役所ではこっぴどく怒られた。

なにせ届け出もしないで解体工事をしてしまったのだから。

俺は2度とやりませんという顛末書を市長宛に書かされた。

顛末書なんてサラリーマンの本業で書いたことないわ。

しかも俺の落ち度ってなんなんだよ・・・。

 

 

幸い事故がなかったから、俺への処罰は無しおおめに見てもらえたけど、解体業者は罰金を払ったかもしれない。

実際に罰金を払ったかどうかはわからない笑

あのおっさんのことだから逃げ切った気がする笑

 

工事は監理会社としてちゃんとした免許をもっている会社に入ってもらうことで続けることができた。いままでの解体業者は下請けという立ち位置で届け出を出した。

 

もともとの建築請負契約を結ぼうとしていたあの工務店と工事の前に解体工事の契約を結んでいたことで助かったのだ。

途中までなんの監理もしてくれなかったけど、監理料を払うことで引き受けてくれた。

 

このあたりは大人の事情なのであまり詮索しないでね笑

 

 

 

 

 

 

 

建物がすべて壊れても瓦礫の山がのこる

重機をつかってゴミを選り分けて鉄は鉄で集めて売ると儲かるらしい。

 

 

現場のおっさんたちが全然水を撒かないので俺が毎日出勤前に水を撒いた。

幸いコロナのせいで時短勤務になったので、出勤前に水撒きをできる時間ができたのだ。

 

 

水を撒いている俺↓


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俺が毎日水を撒いている姿を地主たちが遠目で観察をしていた。だんだん苦情の電話も鳴らなくなった。

現場のやる気ない作業員も俺にばかりやらせると申し訳ないと思ったのか、水を撒いてくれるようになった。

 

 

俺の靴は毎日現場に通って粉塵でめちゃくちゃ汚れてしまった。


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解体工事の社長は俺がいつもやりとりしている人以外にもうひとりいた。

このショベルカーに乗っている人がそうだ。

どうやら下請けらしい。今回のケースだと孫請け。

 

袋の中に瓦礫を入れて処理場へと運ぶのである
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水撒き以外にも瓦礫をひろってトラックに載せたりを手伝っているうちに作業員とうちとけてきた。

東北の方で働いていたけど大阪に戻ってきた仕事のできるお兄さん

すぐに楽な仕事をしようとするチョビ髭

じぃと呼ばれている腰が直角に曲がっている老人

 

 

 

土曜日の昼時に俺が水を撒きにいくと、作業員の人たちが昼飯を食べていた。

 

社長が大声で誰かと電話している

 

社長「オー!わかった。次の土曜やな。こっちの現場ももうすぐ終わるからそっち行くわ。そっち行くけどワシはコレラやぞ。ガハハハハ」

 

現場の作業員も釣られて笑う

 

 

コロナじゃなくてコレラだと言っているのはマジなのか、冗談なのかわからない。

 

 

社長は電話を切ると俺に気づいて手を挙げて挨拶をしてきた。

俺も水を撒きながらペコリと会釈をする。

 

 

社長がよたよたと立ち上がり、解体現場の奥の方へ歩いていく。

何をするのかと思ったら、おもむろにズボンを下ろして放尿を始めた。

 

黄色い液体がキラキラと輝きながらひと筋の放物線を描き、瓦礫の山の中へ消えていく。

 

社長がコトを終えたあと、俺はその場所へ念入りに水を撒いた。

シュボボボボとホースから吹き出た水は俺の怒りを象徴しているようだった。

 

考えてみたら現場には仮設トイレが置いていなかった。

みんな解体現場で直接用を足していたのだろう。

 

ようやく解体が終わったのは4月の終わりころだった。

約一ヶ月という長い闘いだったのだ。

 

 

 

最後にひとこと解体業者に言いたいことがあるんだ。 

 

 

 

 

お前が立ちションした土地は、俺の土地なんだけどな!!!

 

   

 

もうええわ

 

 

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