今日は嫁がしんどいと言うので、一日いろいろ動きました。
娘の面倒をみるのがめんどくさいと言うので娘を公園に連れていった。
ヨメはとても疲れている様子で朝からずっと寝室で寝ていたけれど、夕方に娘と一緒に帰宅した時はリビングで普通にAmazonプライムをを観ていた。
俺と娘が帰ってくると慌ててヨメは寝室へ戻った。
・・・本当のしんどいのか?
俺は無言でスーパーで買ってきた野菜を洗浄し、一口サイズに切断した。
夕飯のお鍋に野菜を放り込んで、買ってきた出し汁と豚肉を入れてグツグツと煮込む。
そろそろ出来上がったかな?というタイミングでヨメが寝室から出てきたので、俺は何も言わずに食卓に鍋を運んで家族全員分のご飯を炊飯器からよそい、箸とコップを並べてお茶を注いだ。
ヨメは特にいただきますも言わずに食べ始め、会話も普通だった。わりと和やかに食事を終えるとヨメはごちそうさまを言う気力もないという様子で寝室へと戻った。
食事中は割と普通に喋っていたし、肉をめちゃくちゃ食べていた。
俺はヨメと娘の食器を無言で片付けて、流しで洗浄する。
洗い物をしている間に娘が風呂のお湯を貯めてくれていた。あとで確認すると風呂の蓋を開けっ放しでお湯を貯めていたので、俺がそっと蓋をしめる。
ヨメは風呂が貯まった合図のメロディーを確認すると、当たり前のように一番風呂に入り、風呂から上がるととても疲れた様子でオロナミンCを飲んでリビングで横たわっている。
俺は無の心で娘と一緒に風呂に入り、風呂からあがるとヨメから肩を揉んでくれと言われたので、そのとおりにした。
ようやく就寝時間となったので、無事に俺は一人の時間になってこの記事を書いているんだけど、俺が一番ヨメにイライラしたのはどこかわかりますか?
それは肩を揉んだときです。
5年ぶりくらいに嫁に触ったわ・・・・。
すごいストレスだった。
さて、前置きはこのへんにして、新しいアパートの建築をしてくれそうな工務店とアポイントがとれたので建築現場へ案内してもらった。
前回の記事の続きです。べんべん。
建築現場へ来てもなるほど何もわからない
付き合いのあった工務店さんのレスポンスが急激に悪くなったので、俺は新しい工務店の開拓をしていたのは前回の記事で書いたとおりである。
レスポンスが悪いと本当にストレスが溜まる。
電話しても出ないし、メールを送っても帰ってこない。
戦争に行った息子か!ってくらい何の返事もないのである。
そのストレスたるや、ちゃんと画面をタッチしているのに反応しないスマホの如しである。
しかし、このたびようやくレスポンスのある工務店にたどり着いた!
やったー!やったー!
新しい工務店の営業マンとコンビニで待ち合わせをする。
どんな会社なんだろう。どんな営業マンなんだろう。出会い系アプリの女と待ち合わせするときに興奮に似ている。
営業マンから先に到着した旨の連絡が俺の携帯に入り、俺も1分ほど遅れてコンビニについた。出会い系ならブスの場合は無言で店から出るシーンだろうけど、これは出会い系ではないのだ。
店内にはサラリーマン風の客は一人しかおらず、俺はこの男性で間違いないと思ったが念の為に携帯電話を鳴らしたみた。
スラッとした長身で、石原軍団にいそうな苦み走ったやや色黒の男前がポケットからスマホを取り出して耳に当てる。俺からの着信だ。
なるほどこれは仕事ができそうな営業マンだ。そいつが手に持っていた雑誌がエロ本でなければもっと信頼できたと思う。
これから顧客候補と待ち合わせやのに、何を股間膨らませとんねんというツッコミは腹の奥に飲み込み、コンビニを出たところで名刺をもらった。
建築現場へ案内する姿は颯爽としていて、色黒の肌に白い歯が光る。さきほどまでエロ本を読んでいたとはとても思えない。
建築現場では上棟が終わって、内装工事に入っているところだった。
ユニットバスが組み込まれているところをはじめてみた。ユニットバスがユニットバスと呼ばれる理由がわかる気がした。バスのユニットなんだ笑
ごめん、説明できない笑
床の下を配管が走っている。水回りを集めた方がいい理由はこれだな。配管が短くて済むのだろう。
鉄骨の厚みとかも見ればよかったのに、俺は雰囲気に飲まれて何もできなかったし、ろくでもない質問しかしなかった。せっかくの経験を無駄にした感は否めない。
喫茶店で今後の打ち合わせ
建築現場の近くの喫茶店へ移動して、今後の打ち合わせをすることにした。
いかにもこだわりの喫茶店という雰囲気の店で、古いけど昔から地元の人々に愛されてほそぼそとやっておりますという感じの店だ。
コーヒーの味はなるほど普通だった。
コーヒーの味の差ってわかるの?みんなわかる?
俺は酸味があるかどうかくらいしかわかんないよ。
持っていた土地の候補の資料をひっぱりだして、石原軍団の営業の人に見せる。
設計部門に見てもらわないとアパートが勃つかどうかわからないと眉間にシワを寄せて言う。わからないけど、格好いい。
連絡が途絶えてしまった工務店の営業は即座にある程度の判断をしてくれたのにな・・・と別れた恋人のように前の工務店の営業マンを思い出す。
53「市の方に問い合わせてもらって細かいルールを確認してもらうことになるかもしれません」
石原軍団営業マン「あー笑 たまに施主さんが甘えていろんな調査依頼されるんですけど、そのあたりはご自身で確認いただくことになりますねぇ笑」
・・・甘えて?
俺はこの時に縁が切れてしまった工務店の営業がめちゃくちゃ優秀だったことを改めて知った。
この石原軍団の営業マンは結局何一つわからないんだ。
見積もりも設計に聞かないとわからないし、ボリュームチェックの意味もわかっていなかった。
前の工務店は頼まなくても、市の建築課に確認してくれたけど、この営業マンはそれを依頼することは甘えだと言う・・・。
工務店によってこんなにやってくれるサービスに差があるなんて思わなかった。
この工務店結構でかい工務店なんだけど、むしろ前の小さい工務店の方がサービスよかったな・・・。でもこれがきっと標準なんだろうな。
結局この営業マンから聞けたのは「Kフレーム」という3.5mmの軽量鉄骨なら価格も重量鉄骨より安く、厚みが3mmのため27年の耐用年数がとれて、軽いため基礎も木造と同程度でよく、工場でフレームを組み立てた上で運んでくるので工期も短い。
・・・というこの情報だけだった。
他のことは何を質問してもはっきりとしたことはわからないか、設計にきかないとわからないと言う。
あぁ・・・会いたい。
逃した工務店にもう一度会いたい。
あの朴訥な喋り方の中に突然現れるキレのある語り口調。
腰の低い姿勢。動く時の迅速な行動力。
そして甘えとか言ってこちらをさりげなくディスったりすることもない。
うちは犬小屋からでもつくりますよと言ってくれた時の頼もしさが忘れられない。
元カノを思い出すみたいに急激に恋慕も情が湧いてくる。
俺はあの工務店の営業マンに恋をしていたに違いない。
もうあんなに素敵な営業マンは二度と現れないだろう><
昔の恋を引きずっても仕方ない。現実と向き合うしかないのだ。
俺はこの何も知らない石原軍団のエロ本野郎とうまいことやっていくしかないのだ。
俺は今やかすかな希望となっている石原軍団エロ本野郎にイライラしながらも、表面的にはにこやかにわかれた。なんせここしか頼る工務店は無いのだ。
この男がすごい営業マンであるかのようにいちいち言動に関心して見せてヨイショをしてもちあげ、コーヒー代もこちらが出した。
とても機嫌よく帰ってもらえたと思う。
このあたりは俺の本業のスキルが遺憾なく発揮されている。
そのはずだったのだけど・・・
やっぱり石原軍団は駄目だった
石原軍団の男はボリュームチェックのための簡易図面に1週間ほど時間がほしいとのこと。
とても忙しく、設計に人手が足りていないからだ。
ちなみに前の元カノ工務店は3日で出してきてくれた。
1週間勃った・・・・
まだ図面が来ない。
俺はすぐに電話しても忙しいだろうしなと思ってこちらから電話はかけなかった。
2週間勃った・・・・
まだ連絡はない。
俺はしびれを切らして電話をかけた。
まだ設計から上がってきてないと言う。
3週間勃った・・・
もちろん連絡はない。
設計を急かします!と言ってくれた。
だってもう3週間過ぎてるんだもの。
元カノ工務店が3日のところを・・・。
4週間勃った・・・
ついに俺から電話しても折り返しの電話もなくなった。
こうして新しい工務店との恋は終わった。
なんの進展もなく1ヶ月が無駄に過ぎたのだ。
婚活に焦る女性の気持ちを初めて理解した気がした。
貴重な時間を奪うもの奴ほど、憎いものはない。
俺は途方にくれていた。
ネットで探しためぼしい工務店はこれで全て使い切ってしまった。
あとは戸建ては作れそうだけど、施工実績のところに共同住宅がない工務店か、いかにも金をとります!お前のような素人からしこたまとります!という雰囲気の建設会社しかない。
・・・これは方向転換するしかない。
やはり大家になったこともない人間が一から新築アパートを作ろうだなんて無理があったのだ。
勃て売りならともなかく、甘えてないで自分で役所に確認して能動的に動かないといけないのに、自分にそのスキルがないんだから、これはもう無理ですわ。
まずはみんながやっている築古戸建てを1軒買って、そこから大家としての実績と法人の実績を積むしかない。
ある程度不動産投資に関わっていれば、どこかで新築アパートを勃てるための道筋も見えてくるかもしれない。
季節はまだまだ残暑が残る9月の初旬のことであった。
このあとボロ戸建て編へ突入します。
きょうはこのへんで
もうええわ
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