『
ゆりへ
この手紙をお前が読んでいるということはお父さんの手術は失敗におわったということでしょう。
最後にお前の花嫁姿を見ることができず、残念です。
友達と遊びたかっただろうし、大学のテストの準備や、アルバイトで時間もなく、体力的にも疲れていたにもかかわらず、お前は、何度も、何度も、お父さんの病室へ足を運んでくれた。本当にありがとう。
お前のおかげで、お父さんの人生にはずっと明るい光が射していました。
他の人より少し短かったけれど、とても幸福な人生でした。
お父さんだけ、少し先にこの世界から離れてしまうことをどうか許してください。
生きていれば、まだお前に伝えたいことはたくさんありました。
大学での友達との付き合い方、先輩との距離感、就職するときにエントリーシートの書き方、良い会社の選び方、自分が本当にやりたいことを見つける方法・・・。
ところが実際、こうやって最後の手紙を書くとなると、どれも薄っぺらい言葉のように思われて、お前の心に届くかどうか、お父さんはとても心配になってしまった。
だからたったひとつだけ、お前に伝えておきたいことを書きます。
それは、資産の築き方です。
将来お前が働いて給料を得たときに、
「給料の1/3を先に投資にまわしなさい」
これは本多静六という偉い先生が、実際にやった方法で特に資産家でもなかった本多静六は生涯これを続けることでたくさんの資産を残したのです。
お前が嫌な上司にひどい扱いをうけても、恋人に裏切られることがあっても、資産があり、そこから一定の配当金を得ることができれば、それは必ずお前を助けてくれるでしょう。
お前が失意の底にあったとしても、ゆっくりと起き上がるだけの時間を与えてくれることでしょう。
きっとお前を支えてくれるはずです。
さて、ここで問題を出します。
死んだ人が本当の意味で最後を迎える瞬間はどういう時かわかりますか?
それは生きている人々から忘れられてしまった時です。
だから忘れないようにお葬式を行い、故人の記憶をみんなで共有するのです。
そしてお墓をたて、決して忘れないように石に名前を刻むのです。
卒業式や修学旅行に一緒に参加した仲間を忘れないのと同じように、お葬式をお母さんと二人でしっかり執り行って、お父さんのこともどうか忘れないでください。
「給料の1/3を先に投資にまわしなさい」
この言葉を忘れずに実行する限り、お父さんはお前の心の中にずっとあり続けることができるでしょう。
この言葉を忘れずに実行する限り、築きあげられた資産がお前をどんなときでも守ってくれることでしょう。
それはつまり、お父さんがずっとお前を守るということになりませんか?
これはお父さんの最後の教えであり、お願いです。
先にこの世を去ることになったお父さんに、どうか離れていても、お前を守らせてください。
ゆり、頼んだよ。
最後になりましたが、給料の1/3に投資するのは『ひふみ』です。
それではどうかいつまでもお元気で 』
これはとある投資家の遺書です。
もしも愛する家族を残したまま余命わずかと宣告されたらどんな遺書を書くかというテーマで書いてみました。
実際にこんな感じで書いてみようと思います。
無いとは思いますが、もしも万が一「ここはこうした方がいいよ!絶対こうした方がいい!」という点がございましたら、Twitter等でお知らせください。
わたしの年収は53万です (@zuraotwitte) | Twitter
この遺書がレオスの藤野社長の目にとまりますように。
2019年1月26日 わたしの年収は53万です
もうええわ
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