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日本国内を旅するエリート営業マンのブログです。マリオットボンボイプラチナ会員、ANAプレミアムメンバー。たまに投資もします。

【レビュー】仕事の報酬とは何か 田坂広志

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 俺は仕事が好きだ。

だけど世の中の人の殆どはそうではなくて、たいていTwitterで目にするのは、仕事そのものや、会社、上司への愚痴が多い。

俺も仕事好きだよ!ってタイプの人があまりいない。

もしかすると投資家やブロガーのフォロワーさんが多いせいなのかもしれないけども。

 

お前は社畜か?と問われれば、まあそうかもしれない。

社長よりも働いているけれど、社長の1/4くらいの給料だ。

土日も家で仕事しているし、家族との時間もすくない。

平日はだいたい21~22時くらいまで残業しているし、接待だと12時を回ることも普通にある。しかもお酒も弱い。

 

 客観的に俺の労働環境を整理すると社長に騙されてこき使われているように見えるかもしれないけど、俺からすると500万くらいだった前職での給料を3倍にしてくれたわけだから恩人以外の何物でもない。その給料の原資となる売上を俺が稼いだ!という自負はあるけど、社長が用意してくれた商品や、社長がひっぱってきたスタッフの協力なしでは実現できなかったことだし、自分が独立して同じだけ稼げるかと言われると自信はない。

社長は俺に活躍できる環境を用意してくれて、活躍に応じで報酬をくれる最高の上司だ。

 

 お前は上司に恵まれていただけだ。と言われるかもしれないけど、俺も前職で働きながら、副業で1000万円くらい売上をつくったり、今の社長が目をつけるだけの動きをしていた。そのために動いていたわけじゃないけど、サラリーマンとしての給料だけではこの先厳しいという考えを15年前からもっていたからこそ、社長が目をかけてくれたのだと思う。

 

 それになんといっても今の仕事がたのしい。毎日いろんな検証をして、テストを実施し、うまくいって儲かった時なんかは震えるほど仕事の楽しさを実感できる。自分はこの仕事に向いていて、天職だなって思う。

 

 なんのためにこんなことを書いているかというと、俺はみんなが仕事を楽しめればいいなと思っているし、給料以外のメリットもたくさんあることに気づいてほしいと思っている。でも給料をわりとたくさんいただいている俺がわーわー言っても仕事の本当の報酬というのはきっと伝わらない。

 

だから俺はこの本を紹介したい。

 

仕事の報酬とは

 

 この本によると仕事には目に見えない3つの報酬があるという。

「能力」「仕事」「成長」なんだそうだ。

なんとなく能力と成長は似たように感じるけども笑

能力はスキル的な意味合いで、成長は人間としての心の成長のような意味合いで書かれている。

 

残る「仕事の報酬は仕事」ってのは若い人からするとアホかって思うかもしれない。俺も思う。昔の人はよくこう言っていたらしい。仕事の報酬は仕事なのだと。

最初は馬鹿じゃないのって思ったんだけど、言わんとしていることはなんとなくわかった。仕事をひとつのプロフェッショナルとしての作品に見立てて語られているのだ。これはプラモデルを作る人が、適当に作るのか、こだわって徹底的につくるのかという矜持に似ている心持ちかもしれない。

 

人生の選択肢

 

 

あー、社畜育成の本ですね。乙です。

と、切り捨てることは簡単なんだけど、社畜を馬鹿にしてもしなくても、人生の選択肢は案外少ない。

 

・今の仕事を辞めて別の会社に転職する

・独立する

・副業や投資を頑張って本業のウェイトを落とす。

・今の仕事を続ける

 

まともに生きていくにはこの中の4つのいずれか、もしくは複数を必ず選択しなくてはいけない。生活保護とかニートは別ね。

 

 転職したら今まで築いてきた、自社スキルがゼロになるので、新しい職場で白眼視されないように新たに仕事を頑張らないといけない。

 

 独立したらブラック企業とかどうとか言ってられないくらいがむしゃらにやらないといけない。死ぬからね。

 

 副業は本業しつつ、別の仕事をするという選択肢だからむしろ労働時間増えている。ま、好きなことを仕事にできるメリットはあるけど。

 投資も働いてないように見えるけど勝ち続けるためには株式市場をマーケティングし、テクニックを勉強して実践しないといけないので結局はある意味で労働しているし、労働よりもはるかに難しく、厳しい。

 

 「今のまま仕事をする」を選択しても、最低限の評価を得ないと怒られたり減給したり、クビになったりする。

 

ということは結局我々は労働から逃げることはできない。投資は労働じゃないって言うんなら労働を「頑張ること」と置き換えてもいい。

 

なんだかんだでやるしかない

 

 まともな人生を歩みたいならどっかで「頑張る」しか無いのである。それはきっと俺に言われなくたって、この記事を読んでいる人はみんな薄々わかっていると思う。それでも毎日嫌なことが起きて、目の前の仕事にどうしても全力を尽くせないんじゃないだろうか。

 

 そんな人は、この本を読んでみてほしい。もしかしたら給料以外の働く意味が少しだけ見つかるかもしれない。たとえ見つからなくても給料以外の報酬の意味を考えるきっかけになるかもしれない。

 

文字がびっちりの本ではなくて、ポエムみたいなうっすい本なんだ。具体的なノウハウを語っているわけじゃなくて、概念的な本。だから30分くらいでサラッと読めてしまうから簡単だと思う。

 

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そして買うときは下記のリンクから買ってほしい。下記のリンクさえ踏んでもらえるなら、別の本でも構わない。なんなら本ですらなくてもいい。ただ俺は楽天ポイントがほしいんだ。

 

 


 

 

 もうええわ

 

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