ティーライフが怒られた。
9月末の話題なので、随分前なんだけど、景品表示法違反と薬事法違反のWパンチだったらしい。
プーアル茶でダイエット効果を標榜していたんだけど、エビデンスが認められずに措置命令。
違反についてはこのサイトがくわしい
株価もさぞやガタ落ちだろうと思っていたら、案外下がらずに粘っていて驚いた。
主力商品にケチがついたのに大丈夫なのかな。
ダイエットという言葉が使えないし、効果がないんじゃないかっていう印象を世間がもってしまったので、この先これを主力で戦っていくのは苦しい。
メタボ茶みたいな商品も結局同じなので、かなり厳しいことになるんじゃないかな。
出稿した広告に、「ダイエット」という言葉を使わないで商品の販売を行わないといけない。これは難しいんだよね。
広告料金が仮に100万円としよう。その広告から100人新規で注文がとれたら、1注文あたりのコストは1万円になる。
これをCPO(コストパーオーダー)という。
一方で一度会員になった人がある一定の期間(だいたい退会するまでに平均)に利益を落としてくれる金額をLTV(ライフタイムバリュー)という。
仮にこれが1万5000円とする。
1万円つかって会員を獲得し、その会員が退会するまでに1万5000円の利益をもたらしてくれるなら、その通販のモデルでは一人頭1万円以下のコストで広告を打てば5000円の利益がでるので、ガンガン広告をやりましょうってことになる。
それが「ダイエット」という言葉を使えないとどうなるか。
100万円の広告で100人の顧客を獲得できていたのに、50人しか獲得できなれけば、一人あたりのCPOは2万円になり、1万5千円の利益しかもらえないと、広告を打てばうつほど赤字になる。
このあたりをティーライフがどうやって乗り越えるか・・・
現在の広告を見てみると・・・
え?
普通にダイエットって言ってる?
はい。これはそういう商品名だからダイエットできるとは言ってませんというロジックですね。
サイト中にダイエットプーアル茶という言葉たくさん出てくるけど、全て商品名を連呼しているだけで効くとは言ってない。
かなりグレーゾーンですが、いまのところよく使われる手法。
しかし・・・
こちらはどうかな?
吹き出しのコメントで「ダイエット中なのにダイエットしてる感じがしないんです」と言っている。
これはアウトちゃうの?
まったくコンプライアンス発揮されてない。
塀の上を余裕で歩く感じ。
これは相当広告テクニックのエキスパートがいるなと思った。
はっきりと体重が落ちるとは言ってなかったり。
これを続けているともう一発措置命令くる気がするんだけどな。
というわけでティーライフは俺の中で一気に危ない会社となりました。
広告にすごくリスクを背負っている。
違反で株価激減するのはウェッジHDだけで終わりにしたい。
こういうのはIRに問い合わせたらどう回答するんだろね。
ま、今は持ってないんだけどね笑
もうええわ
今回の記事はいかがでしたか?よかったよって人は励みになりますので、下のブログ村バナーをポチッとお願いします。 ブログ村のランキングがあがるシステムとなっております。
読み終えた方はこちらをタッチ!株ブログのランキングがあがります☆
にほんブログ村
なお当ブログでは雑誌の執筆依頼、宗教や秘密組織への勧誘は固くお断りしております。 現在のところデートの申込みのみ受け付けております。 デートの申込みはこちら