プルルルル
俺「あの・・・わたくし、佐藤ともうしま・・・」
IR「またおまえかよｗｗｗｗなんだよｗｗｗ何回かけてくんだよ！」
俺「えへへ。覚えてくださってたんですね。えへへ。かけちゃった。」
IR「来ちゃった☆みたいな感じ出してんじゃねーよ！何の用だよ！俺も忙しいんだ」
俺「あ、今回はすぐおわりますんで、えへへ。いやね。今日１Qの決算出たじゃないですか、ふと思ったんですけど、上期と下期で差がありすぎませんか？これってやっぱりお客さん次第で売上が変わるから下期に予算多めにしとけみたいなことなのかなって・・・へへ」
IR「馬鹿か！お前は！ほんとバカ！相変わらずバカ！そんな上司の顔色伺いながら予算設定する営業マンと一緒にすんな！うちは例年下期偏重なんだよ！だから例年の傾向にならって予算設定してるんだ。お前kabutanとかでうちの決算みてねーのかよ！」
俺「へへ。ですよね。うへへ。いやー、御社に限って適当に予算設定されているわけはないと思いましたよ。へへ。でもどうして下期偏重になっちゃうんですか？」
IR「無知なお前に教えてやる。うちの売上先はほぼ法人だ。んで、法人のやつらは揃いも揃って3月決算の会社ばっかりなんだよ。んで、決済端末の購入予算なんかもあるから、年度末の決算までに納入してくれって駆け込み需要が毎年発生するんだ。だからどうしても下期偏重になりがちなんだよ。わかったかこのクズ！」
俺「うひー！すいませんすいません。あの、それからもうひとつお伺いしたいんですが、昨年度末の有価証券報告書に6億８８００万の受注残がサービス事業部でありましたよね？今回の１Qの決算だとサービス事業部の売上が４億４９００万となっていたので、受注残は２億４０００万あって、さらに営業活動も継続してされているでしょうから、さらに受注残はこの２億４０００万に積み上がっている状況と考えてよろしいんでしょうか？」
IR「ま、はっきりとは言えねーが、計算上そうなるわな。ただ、また通期の上方修正はしない。受注残もいくらかは当然開示はできねー。」
俺「アメリカの金融機関への接続状況は進展はありましたか？」
IR「相変わらず向こうのシステムの解決待ちだ。何回言わせるんだ。バカ！」
俺「す、すいません。うひひ！ぶひ！ぶぶぶひ！以上です。この度は好決算お疲れ様でした。またよろしくお願いいたしますへへ。」
IR「おう。もうかけてくんなよ。しつこいぞ。お前。」
俺「ぶひー！」
以上です。
えっと今回の１Qのポイントはなんと言っても通期目標２億６千万の営業利益に対して進捗率が６６００万という数字だったけど、大丈夫かってことだ。なにせちょうど２５％くらいの進捗だからね。
上期の予算が３千万だから既に２倍以上の利益を残して余裕の達成なんだけど、通期でみると物足りなく感じる。
ここをどう見るかが今回のポイントになると俺は考えた。
んで、考えてもわかんないので、さっそく親切丁寧なIRに電話をしてみたわけだ。例によってこのIRの口調は若干誇張されているが、内容的にはほぼこんな感じだった。
※本当はいつもとっても丁寧でわかりやすいです。オリコンHDのIRにフライトのIRを勉強しろと言いたい。
ようするに上期と下期では圧倒的に下期の売上と利益が高い。にもかかわらず、今回上期で既に結構な売り上げと利益をつくっているわけだ。
つまり文句なしの好決算と考えて差し支えないと俺は判断した。
ただし上方修正が出るのは２Q～３Qの間になるので、株価の反応はわからない。
少なくとも利益が出る体質の会社へと変貌したことは間違いない。
あとは国内の顧客にインクレディストを売り切る前に海外展開の足がかりをつくっていただきたいものだ。
そうすると売上も毎年安定するんじゃないかな。
あ、そうそう。あと決済端末なんだけど３年おきに買い換える企業が多いってIRの人が言ってた。そうなると一昨年に買ってくれたお客さんもまた営業対象になるってことだね。
というわけで、まだまだホールドという判断になりそうだけど、もうちょっとポジションは減らしたいな。。。
なんか北朝鮮もきな臭いし。理想は１０００株くらいでいいかなと思っているんだけど、明日の株価次第かな。
待ってたら上がりそうな気もするのに、わざわざ損切りするのも癪だしね。
以上、IRに電話してみたシリーズでした。
疲れた！寝る！
もうええわ！
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