俺はベンチャー企業の役員をやっている。やっちゃっている。
会社は割りと社長以下はフラットな関係なんだけど、役員は俺と社長しかいないので、なんとなく2番手扱いをされることもあるし、みんなから相手にされないこともある笑
しかしながら2番手だからと言っていつまでも威張っていることはできない。いつか自分の引退を考えないといけないわけである。今日はそれを整理してみよう。
頭の中ではアリスのチャンピオンが流れている。
前に勤めていた会社は過去にホームランを1回だけ打ったようなじーさんが専務だった。こういう過去の栄光のみの専務と、創業社長は同じおじいさんでもまったく重みが違う。
創業社長はたいてい商売の天才みたいなスーパーじじいが多いけど、それ以下の人はどこまで行ってもしょぼくれたサラリーマンじじいなのだ。
自分の才覚で家族を養っている八百屋のオッサンの方が俺はどんな大企業のサラリーマンよりも偉いと思っているので、やっぱり社長とそれ以下の人との距離は圧倒的に遠く離れている。大阪-東京間くらい離れている。
以前に勤めていた会社の専務はそれがあんまりわかっていなかった。
自分は専務なのだとうこの一点のみで威張り散らして、現場を混乱させていた。現場のやることにノーと言うのが仕事だと思っているのかのようだった。商売感覚も実務スキルも完全に現場の一般社員に叶わなくて、本人も焦っていたのかもしれない。それに背も低くて、不細工だった。
そこで焦る必要は何もなくて、ようするに引退したらいいのにと思う。
何もできないくせに高い給料をとろうと考えることがおかしいわけで、自分の役割が終わったらさっさと退いて若い人に椅子を譲ればいいのに。
ようするにクソださいわけである。グッドラックしたらいいのだ。
ただ、グッドラックと格好良く言ってみても、そのクソださい専務にも生活があるし、家族もいるだろう。ゴルフもしたいし、ホテルでマッサージも呼びたいだろう。パンケーキだって食べたいかもしれない。
なので、グッドラックの準備として前もって自分の椅子を用意しておかないといけないのである。
■子会社をつくる
給料を半分にして元の会社の顧問的な存在になるのは、役にたてるなら別に構わないが、たいていの場合そんなに役に立たない。名前ばっかりになるだろう。時々クレーム対応なんかで昔のよしみパワーを発揮するかもしれないけど。
あとはゴルフ要員として会社に飼われていくのもいいかもしれない。
それにしても、椅子を若い人に譲るうえで、自分は椅子なしで公園に新聞紙を敷いてそこに座るわけにもいかない。
そんなとこで「お茶!」とか言ってみても虚しく声は青空へ吸い込まれていくだけである。
そこで引退にむけて新しい椅子が必要なので、俺は子会社を作ったらどうかと思う。
だって、2番手なんだから作るくらいはできるでしょう。
手口として失敗がないのは、今自社でやっている事業のうち外注化している事業のひとつを自分でやってしまうのはどうだろうか。
例えば物流。
外注で100万近く払っているならそれを子会社つくって自分でやる。そこの子会社の代表として自分がおさまればそれほどリスクがないのではあるまいか。
あらかじめ社長に話しておき、自分は現状の仕事をしながら、すこしずつ新物流会社に仕事を外注先からうつしていく。
一気に仕事を移すと業務がまわらなかったり、作業品質が落ちてしまう。
できそうになかったらやめることもできる。
全部移し切ったら、親会社から仕事をもらい続けることができるうえに、新規で新しい仕事をとりにいってもいいのだ。
本業と子会社の2足のわらじを履いておき、徐々に自分の給料を子会社の方からもらうシェアを大きくしていく。
本業の方はその分減らして、いつか後進に道をゆずれば、自分は生活の心配することなく美しく勇退できる。
もちろん自分の本業の椅子を奪い取るくらいの気概のある部下がいないなら、そこに座っていてもいいわけだけど、自分がいい歳になったら、きっと鼻息の荒い部下が現れることだろうと思う。
自分より優秀な人材なんて腐るほどいますねー。
■株の配当をもらう
子会社の社長の給料だけだと、本業でもらっている給料をカバーできないかもしれない。生活はできても、デートする資金がないかもしれない。
いったいお前はいつまでデートする気なのだというご指摘は受け付けない。
下半身が動く限りである。
デートのためにもやはり投資はやらないといけない。これは決定事項で、上手いか下手かは関係なくて、失敗してでもコツコツと頑張っていきたいと思う。
こうやって自分の人生の中での投資の位置づけを整理するのははじめてなんだけど、国内外の高配当株を中心に2割位成長株をもつという保有割合がいいのかもしれない。いまは成長株?に期待している割合が4割くらいあって、ちょっと人生設計からするとおかしなことをしている気がする。
■不動産収入でたべる
俺は子会社をつくってその会社で不動産をもちたいと思っているんだけど、その過程でプライベートな不動産資産も持てたらいいなと考えている。
自動販売機でもコインロッカーでもコインランドリーでも、ストレージでもなんでもいいんだけど、ストックビジネスできちんと将来のキャッシュフローをつくっておきたい。
自分が引退するまで10~20年はあると思うので、その間に不動産の下落ってのは必ずくると思う。その時までじっと待って、いい物件を買えるといいんだけど。
不動産も値段がピンきりでわけわかんない価格で投げ打ってしまう人もけっこういるみたい。
そのチャンスを的確につかむために不動産会社の担当にはきちんとお小遣いをあげたり、ご飯をおごったり関係をつくっていきたいとところである。
こうやって書いて整理していくと、スモールビジネス、株、不動産収入と金持ち父さんの教えどおりのことをやっている気がする笑
考えてないのはネックワークビジネスくらいだ。
引退したら月の半分くらいは海外でダラダラすごす人生がいいな。
プール付きの安い家を東南アジアのどっかで買えないだろうか。国内の田舎の方でもいいけど。リゾートバブルの負の遺産がだいぶ安く買えるみたいだし。
食品は家にいてもそのころにはAmazonがなんでも届けてくれるだろうし、プール再度でお酒飲みながらぼーっとくらしたい。
そして40代半ばの未亡人と一日中きゃっきゃうふふしながら・・・
えーい!気持ち悪い!
もうええわ!
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