福岡県西中洲にあるGRAZIAに行ってきたよ。
2名様以上で「スペシャルコース」(1名 10,000円/税別)を注文すると1名分が無料ということになる。
果たして今回のコースはお得なのか、それなりなのか。
席につくと写真のようにナプキンが素敵な感じにおられていた。お店も隠れ家っぽくて、雰囲気がよく、デートに使うとムーディな雰囲気にふたりのラブパワーは高まることうけあいである。
ただし、個室ではなく半個室のような設計になっているので、食事中にキスしたりイチャイチャすることはできないので、どうか食事に集中していただきたい。
店員が居ない隙に見つめ合って手を握ることぐらいはできるだろう。
食器がお洒落。お洒落で溢れている。
ナイフとフォークとスプーンがツンとおすましして使用されるのを待っている。当たり前だけど、おいてある食器が1本だけちょっと斜めになっていたりしたら、雰囲気台無しだよね。美味しいだけでなく、素敵な雰囲気をつくれるお店かどうかも大事だよね。
接待でつかうこともできるかもしれないけど、どちらかと言えば恋人どうしの方が向いている店じゃないかな。おっさんどうしとかはやめておいたほうがいい。
こちらは高野豆腐に見えるかもしれないけど、栗のテリーヌ。テリーヌの面白い食感と栗の香りを楽しめる。
ジャイアントカプリコみたいに見えるけど、サイズは小さいし、カプリコでもない。タラバガニの味噌と身の部分。外側がサクッとしていて、食べた瞬間にうん。これはカニだねって納得のカニ。
銀杏の夫婦に見えるかもしれないけど、うずら卵とぶたの血液のソーセージ。ブーダンノワール。豚の血液とか入っていると獣臭がしそうだけど、うずら卵がクセのある味をマイルドにしていて、ちょうどいいアクセントになっている。
ビーツという野菜のスープ。浮いているのは亜麻仁の実。普通に美味しい。器の色とスープの色があっていてお洒落な雰囲気。
パンとオリーブ。パンのおかわりはいかがですかって聞いてくることはなかった。頼めばくれると思うけど。
これは美味かったなー。寒ブリのカルパッチョ。上に乗っているのは焼き茄子のタルタルソース。ここでもビーツが使われている。
今回はこれが最高に美味かったな。トリュフペーストをつかったボルチーニ茸のリゾーニ。リゾットに見えるけど、いちおうパスタらしい。一粒ずつが独立したプチプチとした食感はだいぶ時間が経った今でも思い出せるくらい心地よかった。
いとよりのポワレ レンズ豆
これも美味かったな。最近はフレンチよりイタリアンのコースの方が好きかもしれない。和食も美味しいんだけど、和食で満足の料理を食べようと思ったらフレンチとかイタリアンの1.5倍お金出さないといけないイメージ。和食はかごの屋でいい。
蝦夷鹿のお肉。またまたジビエ料理。だれか優秀な卸売業者が売りまくっているのかな。この前も東京で蝦夷鹿食べたよ。原価はそんなに高くないはずなんだよね。ほんのりと肉の臭みがあって、それがジビエ好きにはたまらないらしい。臭みって言ってもとんこつラーメンの方がはるかに臭いレベルなので、女性でも全く問題ないレベルだと思う。とろけるようなお肉ではなく、それなりに歯ごたえがあるんだけど、固い!って感じはしない食感。
デザート。
福岡の苺なんだから当然あまおう。カップルはこのあとキスするかもしれないわけだから、口の中を甘い感じにしておこう。デザートのあとにコーヒー出るからまた臭くなってしまうんだけどね笑
今回はこちらの内容で14922円だった。
ドリンクはビール一杯とソフトドリンク3杯。
俺の判定ではこの店は当りの方だと思う。
デザートをもうちょっと頑張っていただきたかったのと、1万円の料理なんだからメインは蝦夷鹿か和牛から選べるくらいにしてほしかったところ。
東京だとこの値段で和牛は無理だろうけど福岡ならいけるんじゃないのかなって思う。途中の料理が凝っているので、全体的には満足感がある。
うん。この店はよかった。
招待日和は半年に1回同じ店にいけるので、次も行きたいなと思いました。
もうええわ
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