2ちゃんねるなんかで「いまさらポケモンGOなんておっさんしかやってねーよwwww」みたいなコメント見ると、歳をとるってこういうことなんだなとポケモンボールを投げながらしみじみと思う。
そう。おれはいまだにポケモンGOをやっている。つまりおっさんなのだ。この文脈におけるおっさんには女性も含んでいて、ようするに中高年全般をさしているように思う。いま、俺のまわりで一番楽しそうにポケモンGOをやっているのは60過ぎの母親だ。
そんなおっさんどもを歓喜させるニュースが届いた。ついにポケモンGOがApple Watchに対応したのである。
ちなみに写真の格好いいApple Watchは2なんだけど、みなさんの持っているダサい初代Apple Watchでも対応しているから安心してほしい。
ちみに初代Apple Watchと2代目Apple Watchは外観上の変化はほとんどない。
こんな感じで歩いた距離とか歩数とか、連れているポケモンとかが表示される。
Apple Watchでカニが出た!と言われたらiPhoneでポケモンGOを見るとカニが居て、可愛い人妻が出たと言えばiPhoneには可愛い人妻が。そして小さいおっさんが出たとApple Watchが言ったら、そのApple Watchはシャブ中である。
たまごをセットしたら歩いた歩数を満たすとちゃんと孵化する。これはiPhoneでポケモンGOではなく別のアプリを開いていてもいい。iPhoneでRADWIMPSを再生しながら、それを犬の肛門に目掛けて聴かせていたとしても、歩きさえすればちゃんと歩数をカウントしてくれる。
玉子をセットしたところ。左はスクランブルエッグ。右はフレンチトーストにする予定。コーヒーは砂糖抜きでミルクだけ。
この通知大事。とくにポケストップはオフにしておかないとブーブーうるせーのである。ただし、ポケモンボールが切れたときはオンにしておけば、逆に頼もしい。
先輩!先輩!と話しかけてくるうるさい後輩を黙らせるか、そのままにしておくかを問われている・・・そんな機能だと思えばわかりやすい。
ボールがないときはポケストップ見たら教えろよと後輩に指示しておけばいい。
「通知」というより「後輩」という名前の方が機能として、しっくりくるだろう。いや、こないだろう。
後輩が知らせてくれている。
昨日は座りっぱなしでとある説明会に参加していたのでうるせーうるせー。
俺は後輩を黙らせた。
それにしてもポケモンGOでApple Watchの可能性がまたひとつ広がった気がする。
犬の散歩しながら、ジョギングしながら、好きな音楽聴きながら、誰かと電話しながら、通勤電車へ走り込みながら。
iPhoneを見なくてもポケモンGOをそれなりにプレイできるのは素晴らしい。
実際社会人になると飲み会は増えるけど、運動は反比例して減っていく。
たとえおっさんのゲームと言われようとも、俺はポケモンGOを続ける。
ただ、一つ言えるのは全く同じシステムでドラクエバージョンが出たら即刻そちらに乗り換えるだろう。そう思ってスクエニの株をちょいちょい買おうとしてるんだけど、株価が上がったらいつもすぐ売ってしまうんだよねー。
VRよりゲーム対象者が多いから、こっちのタイプのゲームの方が流行るかもしれないね。