面白かった。
実践的だし、勉強になった。
俺はいままで、人が売っていたら買いで、人が買っていたら売りみたいないわゆる逆張りをしようとしてたんだけど、やっぱりそういうのってうまくいかないんだよね。
自分だけがわかってるみたいなつもりでいたけど、正しいのは市場の方で、俺が間違っている証拠として俺が売ったら株価が上がり、俺が買ったら下がるんだよ。
なんでこんなにうまく行かないんだろうなーってのがこの本を読んで理解できた。チャートってのはみんなの気持ちの動きを具現化したものなんだね。
ただ、俺はこの本の通りにやる自信がないなと。
リスクヘッジのために一定の割合で資金を分散し、一発退場にならないようなノウハウが書かれているんだけど、俺の少なすぎる資金だとなかなか上手く買い付けできない。まー、銘柄絞れって話なんだけどね。
ナンピン買いを全否定してるんだけど、買うタイミングによっては有りだ思うんだよねー。
たしかにすごいパワーの株を買ったならば、ナンピン買いなんてするはずもなく、どんどん騰がっていくはず・・・という理屈はわかるんだけど、なかなかそんな銘柄にめぐりあえないんだよねー。
今日もイー・ガーディアンを買って、騰がったからまた買おうとしたら、その20分後にぎゅーんと下落した。
ま、銘柄の選定がよくなかっただけだろうと言われたらそれでおしまいなんだけど、勢いあり!と判断して買い進めたらえらい目にあうとこだった。
ま、実際著者はこのやり方で儲けているわけだし、この本の解釈を俺が間違っているだけなんかもな。
俺はこの本のやり方をそのままは使わないで、自分にあったやり方にアレンジしていこうかなと。
株探を使って銘柄を探すのはすごくいいと思ったので真似したい。
そのあと、マークしている株のビジネスモデルをきっちきみきわめることも、見極め方もそのまま真似したい。
決算書をどう見たらいいのかも具体的に、初心者の俺でもわかりやすく書いてある。
あと、やっぱりそのマークしている株が安くなるタイミングを待ちたい。
値上がりの要素になる出来事が起きても、すぐには飛びつかないで、ちょっと下がってくるのを待つのがいいと思った。
新高値を更新したら、確かに損してる人はいなくなるんだろうけど、やっと騰がった!やれやれ!という人は売るわけだから、一時的に下がることもあるよね。
その時はナンピン買いのチャンスにも成りうるとおもうんだけどな。
まあ、いろいろやってみよう。そして自分に合うところだけを真似したらいいよね。
普通に株探の使い方とかチャートの意味ととか知らないことをたくさん教えてもらえたので、この本は買ってよかった。
巻末に参考文献が載っていたから、さっそくそれも買いました。
いやー。何にも知らないでよくやってこれたなぁw
いつ退場になってもおかしくなかったと思うわ。
ふー。まだまだ勉強しなあかんな。