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チャームケア【6062】が騰がった(≧∇≦)

というわけで、全然知らない会社を他のブロガーさんの記事を読み、盲信し、買ってからどんな会社か調べるという雑ぶり。

今日チャームケアのこんな記事を読んだ
http://www.co-press.com/interview7/int-127simomura.html

1年以上前の古い記事だが、チャームケア社長の下村隆彦氏のインタビュー記事である。

f:id:mayonezu2015:20160308002131j:image

面白いなと思う点がいくつかあったし、チャームケアはまだまだ伸びるなと感じさせられた。

まず、元々が建設業だということが面白い。
有料老人介護施設を開業していくときにやはり施設そのものへの投資額が半端ない。
これを建設業のノウハウを活かし、安いコストで実現できる。
これはかなりのアドバンテージではないだろうか。

あらゆる業態で成功する秘訣は、そのビジネスを展開していく上で最も費用のかかる部分をいかに低コストにできるかにかかっている・・・と、俺は勝手に考えてる。

どの業態も勝ち組みなのはこの法則を押さえている会社ばかりだ。

それから建設業時代に大型受注を追わずに、利益の出やすいリフォーム業に特化したことも面白い。
まず、バブル絶頂期に冷静にビジネスを見つめ、値引き競争を避けた社長の慧眼に恐れ入る。

次にリフォーム業で培ったノウハウはこれまた有料老人ホームを見栄えよく見せるための礎となっているはずだ。

最後にリフォームに特化したことが素晴らしい。この選択と集中は大手に中小企業が勝つことができる戦略の一つだ。
チャームケアは業界売上高はまだまだ低いが、十分に大手と渡り合っていける基礎ノウハウがあり、社長の鋭い戦略があるように思えた。

インタビュー記事をすすめると、リフォーム業にライバルが参入してきたので、不動産投資の家賃収入で凌いだとある。
これは今の有料老人ホームのビジネスモデルをこの時期に構築していたことを意味する。
ここでも建設業のノウハウやリフォーム技術が役に立ったに違いない。

不動産投資のノウハウを有料老人ホームに活かすことができたので、入居率の高い立地の選定もできるのだろう。

しかも、不動産投資は内部留保で行ったという。内部留保をしっかりと蓄えておけたということは、無駄遣いをせずに公私をしっかりと分けることのできる清潔な社長像を伺わせる。

業界自体もまだまだ要介護者が増え、需要は増すばかりだ。

それに備えて新卒採用に力を入れ、来るべき団塊の世代が大量に要介護状態になる2025年問題に備えている。

株価はあがるかどうかわかんないけど、この会社にとても可能性を感じるインタビュー記事だった。

リスクがあるとしたらこの下村社長が60を超えてることかな。
後継者が育ってるといいのだけど。