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【不動産投資】リフォーム完了後、はじめての入居が決まるまで心理状態

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今日は新築アパートの設計士さんと打ち合わせでした。

ひとつ質問すると即答せずにものすごく遠いところから説明が始まるタイプの人で、まず人類の成り立ちを聞かないと本題に入ってもらえない。全て聞き終わるまでだいぶ時間がかかるので精神力をだいぶ削られてしまう。

 

おまけに話を全部聞き終えても、「つまり以上のような理由でわからないんです」みたいなことが多くて、結局質問には答えてもらえなかったりする。ここまでくるとメンタルを削られ過ぎて一周回って面白くなってしまう。

 

おもしろいからどんどん関係ないことまで質問するんだけど、結局わからない。

まあ、コツコツ進めてくれる人なので、助かるんだけど。

 

 

 

さて、昨日の入居決まったかもしれない記事はたくさんの反響をいただいた。お前ら本当にありがとう。

これで明日の契約の時にキャンセルになったらちょっと面白いんだけどな・・・というブロガー魂が出てしまうのだけど、いやいやさすがに無事に決まった方がありがたいです。

 

今日はリフォームが終わって、募集が開始されて、入居が決まるまでのエリートである俺の心の動きをお届けしたいと思います。

 

それではいきます。

 

SUUMOを死ぬほど見てしまう

まだか・・・

まだなのか・・・。

俺はスマホのアプリで該当のエリアを指定して、㎡数や駅からの距離を絞り込んで物件を探す。

SUUMOの「借りる」で一日になんども確認するんだけど、該当の物件は表示されない。

ついに離婚することになった俺が出ていく先を探しているのではない。

そういう時期もあったけど、今はわりと落ち着いている。

 

探しているのは俺が所有しているボロ戸建てのリフォームが終わったので、入居者募集のページがSUUMOに表示されるのを待っているのである。

   

だいたいのスケジュールを確認したときに、今日「インターネットにアップされる」と言うたではないか。管理会社よ、おぬし言うたではないか。

子供を公園で遊ばせている時も、車で信号待ちをしている時も、隙きあらばスマホを確認してSUUMOを眺めるも、なかなか表示されない。

表示されるのは俺よりもさらに突き抜けたボロ物件ばかりである。

こんな物件をよく人に貸そうとおもうよな、愚か者めと叱りつけたくなるくらい、俺の物件のエリアのライバルたちはひどかった。

 

これなら勝てる。

 

俺のリフォームは単なる原状回復にあらず。突き抜けたデザイン性と華麗なる先進性で築49年の物件はピッカピカに蘇ったのだから。

めちゃくちゃ傾いてたんだけどね。

 

SUUMOにアップされたとあらば、たちどころに入居者が殺到し、怒りの拳を振り上げて俺が管理を委託した賃貸ショップへ我先に押し入って、貸してくれ、いや俺に貸してくれと怒号が飛び交うこと間違いなしである。

 

それなのに全くアップロードされない。

 

結局翌日にアップされた

「インターネットにアップされる」たしかにそう管理会社のメガネは言い放ったが、よくよく考えたらSUUMOとは言わなかったな。

もしかして・・・と、俺はその管理会社のホームページを検索し、物件一覧のページをたどる。

 

 

 

 

 

あった

 

 

 

 

見覚えのある物件だ。

傾いた家を無理やり修復したので、メインのサッシの横を支える壁は斜めになっていて、下の方にいくほど細くなっていく。

あまりにもはっきりと上部と下部でサッシの周囲の壁の幅が違うので、逆におしゃれにみえるほどだ。

見れば見るほど、見た者の心をかき乱す前衛的な外観をしている。

 

ともあれ、俺が不動産賃貸用の物件を取得し、はじめて入居者募集が開始されたわけだ。世界中の人がこのページにアクセスすることが可能となっている。もしかしたらハリウッド女優が日本で1年がかりの撮影をするために物件を探していて、俺の物件はその候補となっている可能性も完全に否定できる。あり得ない。

 

SUUMOじゃなかったけれど、およそ誰が見るねんという場所にあるこのサイトに俺の物件が掲載された。社員自身もきっと誰が見るねんと思いながらもアップしたであろう。

見ているよ。管理会社社員よ。世界で俺だけは確実にその物件を見ている。最もその部屋を借りる可能性が無い男だけど、俺は見ているよ。自分の物件を。

   

というわけで、SUUMOにはその翌日アップされた。

これからはじめて不動産の入居者募集をする人は、SUUMOに載っていないからと言ってキレてはいけない。なぜならSUUMOのアップには時間差があるらしく、お前が思っている日のたぶん翌日にアップされるからである。詳しいことは知らないけども。

 

募集開始一週目

俺はまたもやSUUMOをみている。仕事中も、ウンコしている時も、スマホをチラッチラとそれはもう生まれたばかりの赤子から目が話せない新米ママのようにせわしなくスマホを見ている。

俺はこれを見て一体何を確認しているのであろうか。

 

ひとつは常に新着物件で俺の物件が一番上に来るかどうかだ。

戸建ての物件はすくなく、広さと駅からの距離において、俺のライバルとなりうる物件は20室以下しかないんだけど、そのなかで一番上に表示されたい。

ヤフオクをやっていた時に、残り時間が10分を切ると猛烈に入札が入る経験をしたけれど、やはりその時も終了時間で並べ替えたときに上の方にある商品の方がよく目立ったし、広告費をはらって上の方に表示したときもよくアクセスがあったものだ。

とにかくアクセスされないと話にならない。

 

それからライバル物件だ。他はいくらで出しているだろうか。部屋の雰囲気や、駅からの距離、駐車場の有無など、俺が借りるとしたらここを見るかなぁと思うポイントで適当に比較していく。俺よりもボロくてダサい家が5000円くらい安く出ているが、駐車場付きだった。

駅から徒歩圏とはいえ、車を持っている人には負けてしまうなぁ。はやくこの物件を誰か借りてしまわないだろうか。そうすると俺の物件を選ばざるを得なくなるのになどと思いながら自分の物件とライバル物件比較する。それをSUUMOを開くたびにやっていたのである。

 

取り扱っている不動産会社が増えないか気になった。物件によっては複数の会社が同じ物件を紹介している。俺もやってくれよと思っていたが、おそらく掲載当初は管理会社も自社だけで募集がしたかったのだろう。オーナーである俺の思いとは裏腹にSUUMOに掲載してくれているのは管理会社だけである。

 

突然SUUMOから消えないだろうか。

ようするにいきなり入居者が決まらないかなと思って何度も見るのである。

しかし何度見てもそこに俺の物件はある。

あれほどSUUMOに載ってほしいと願っていたのに、いざ掲載されると今度は消えろ消えろと祈っているのである。

 

募集開始ニ週目

管理会社のメガネ「敷金礼金をゼロにします」

 

いきなりそのようなメールがスマホに飛んできた。全然反響が無いという。なるほど仕方ない。

ゼロにしませんか?ではなく、ゼロにしますと、いきなりCO2削減みたいなノリで宣言されたのは事前に打ち合わせをしていたからだ。

 

俺の物件は敷金礼金をゼロ、そして家賃は6万円じゃないと決まりませんと言われていたので、そこを下限にして、交渉の余地を残すために敷金礼金をあえてゼロではなく5万でスタートさせてほしいと言っていた。

大阪のやつらは100%値切ってくるので予め高く設定しておいたのだ。本当に時間のムダで、愚かな文化と言わざるを得ないが、見事にこれがハマってこののちに6万円で(ほぼ)決まるのである。

 

しかし敷金礼金をゼロにしても反響はあまりなかったようだった。

 

募集開始三週目

アクセス数が250あるのに、クリックしたのは一人だけ、中は綺麗にしているのに築年数49年という会社で言えば部長クラスの年齢の物件のため、はじめから敬遠されているきらいがあった。

業を煮やした俺はクリックされないのは外観の写真がわるいのではないかと考えた。

管理会社が撮った写真はボロい家をボロく撮影しているまっすぐで正直な写真だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

これではダメだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうにかして外観の黒ずんだ部分を吹き飛ばして、きれいな写真にできないだろうか。実際は黒ずんでいるけども!!

   

俺は晴れた日に有給をとり、黒ずんだ築49年の物件へとむかった。撮影のためだ。

正直に伝えるのはもちろん大事であるが、多少の脚色は許されるのであるまいか。

メニューに載っている分厚いステーキを頼んだはずなのに、写真の半分くらいの厚みの肉が出てきたことはなかっただろうか。

個室でおねぇさんがお相手してくださる店で、写真と別人が現れたことはなかっただろうか。

 

 

 

 

 

 

つまり世の中そういうものなのである!!!

 

 

 

 

募集開始4週目

 

ここまでくるとさすがに不安になってくる。

反響は相変わらずないらしい。

もどかしかったのがやはりSUUMOだった。

写真を撮影して送ったのに、あたらしいものに変わっている様子がない。

ヤフオクなら自分で操作できるけど、SUUMOは管理会社に頼まないといけない。

急ぐならアポをとって訪問し、目の前で作業をお願いした方がいいのかなって思った。

 

 

設備が原因なのかなと考え始めた。

俺の物件な風呂とキッチンはそのまま購入時のものを清掃してつかっている。

だから物件の弱点といえる状況だった。

せめて風呂は綺麗にするために浴槽の塗装をしたほうがいいのかも知れない。

また、外観も安く塗りなおせるところはないだろかと調べ始める。

繁忙期である2月でもこれだけ反響がないなんて、致命的に駄目なんだろうと弱気になってくる。

 でもここでお金をかけたら、ただでさえ低い利回りがさらに低くなるし、もうなんのために不動産投資をしているのかわからない笑

 

俺は手土産を買って管理会社に訪れた。

腰を低くし、おずおずと手土産を渡す。

この物件は自分がはじめて手にした物件で、家賃をもらないとまだ大家と名乗れるような状況ではない。

どうにかしてみなさんのお力で入居をきめてもらえないだうかと卑しい笑みを浮かべながら管理会社の人に揉み手でお願いする。

みんな少し失笑したような雰囲気でがんばりますと言ってくれた。

笑われたってかまわないのだ。頭を下げるのなんて無料なんだから。

 

同じことを、唯一管理会社以外でもSUUMOに掲載してくれている他店の仲介屋さんにもお願いした。ここでも若いにーちゃんが対応してくれたんだけど、アポもとっていなかったし、イスを進められることもなかった。

 

はじめての物件なんです。

大家になりたいんです。

お願いします。

 

スペックは資料に載っているのでさらっと説明する。ここはエモさで推すのがいい。

惨めな男を演出し、可哀想だからまあ力になってやるかと思われた方がいいのだ。

自分より15歳くらい歳下だろうなと思われる敬語が怪しいにーちゃんにペコペコと頭を下げながら店をでる。

 

もらったにーちゃんの名刺に書かれているメールアドレスへ熱い思いと、使ってほしい写真、コメントを書いておくるが返事はなかった。

 

俺は生粋の営業マンだ。こんなもんである。みんなだって忙しいのだ。たくさんある物件の中でわずかに俺の物件が意識されて、ほんの少しだけ優先度が上がればいいのだ。

 

一つだけ収穫があったのは鍵を現地に置いていることを彼は知らなかった。鍵の番号を伝えて、いつでも内見可能であることを伝えた。行ってみないとわからないことがある。

   

とはいえ、ピカピカにした家だからすぐに決まると思っていたのに、思ったよりも苦戦していることは否めない。俺は不安なっていた。このまま決まらずに繁忙期が終わってしまったらどうしよう。

やはり浴室塗装と外壁塗装を考えるべきなのか・・・。

 

こんな気持になっている時に管理会社から連絡があった。

 

 

 

俺の気持ちはこのツイートに込められている。

どうにか決まってほしい。

決まらなければ、案内しても決まらない物件という印象が残ってしまう。

たのむ決まってくれ!!

 

 

このあとのことは昨日の記事のとおりである。

www.53man.net

 

 たった1室を借りてもらっただけなのに、俺はうれしくて仕方なかったのはこういうわけなんだ。

 

この内見で厳しければ値下げも考えていたからね。

本当にうれしかった。

いまリフォーム中でこれから入居者募集という人はきっと俺のような思考になって不安になるだろうから、段階的にどうしていくかを予め決めておいたほうがいいかもしれないね。

 

俺のクソみたいな青い経験が誰かの役に勃つととうれしい。

 

 

 

 

それではきょうはこのへんで。

 

もうええわ

 

 

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仲介屋さんに行って来たときの記事はこちらです。

www.53man.net