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【レビュー】不動産投資家ポールさんのフリをしてキャバクラに行ったらモテた

 先日、不動産投資家であるポールさんのセミナーを受けた話を記事に書いた。割と思いつくまま適当に書いたのにポールさんがリツイートしてくれたので、めちゃくちゃたくさんの人に読んでもらえた。

 

セミナーのレビュー

www.53man.net

 

「53万さんのブログおもしろい~」ってポールさんも言ってくれたので、褒められると弱い俺はポールさんの初の書籍である「手取り17万円の勤め人が「僕ちゃん天才」と言い始めたら年2400万円稼げた超成功法則」のレビューを書いてみることにした。

 

 

 


 

 

 

 

しかし、そこはレビューの天才53さんの記事だから普通の内容だとつまらない。

前回のバフェット太郎さんのレビューと同じく、ふざけた感じで本を読んだ感想をお届けしたいと思う。

 

www.53man.net

 

 

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はい。こちらの本ですね。

この本は不動産投資家として大成功を収めているポールさんが書いた本で、不動産に関するノウハウというよりは、不動産投資をこれからはじめるにあたって、自分の行動を制限しているしがらみをいかに突破するか、そのヒントは自己肯定感にある、という内容の自己啓発本である。

 

この本には不思議な力があって、おそらく使われている言葉がいいんだと思うのだけど、読めば読むほどなんだかやる気のパワーが湧いてきて、ロッキーの映画を観た直後みたいに、全身の毛穴からやる気が吹き出してくる。

 

そうだ・・・俺自身が言い訳をして、できないことを探しているんだ。本当は俺にだって無限の可能性があるんだ。

 

そもそも俺はなぜ金儲けを頑張っているのか。それは全てジャストミート(大人の夜の営み)をするためだったはずだ。モテたい。俺はとにかくモテたいんだ。

 

   

 

やる気に満ち溢れた俺は一つの天才的なアイデアを思いつく。

 

 

 

 

 

そうだ。

 

 

 

 

たった5年で4000万円の家賃収入を手に入れたポールさんのフリをしてキャバクラに行けば、何の労力も使わずにモテまくることができるんじゃないのか?

 

 

 

 俺はそう思い立つと早速ポールさんの著書を小脇に抱えてキャバクラへと向かった。この本にも書かれているが、成功する人間には共通点がある。

それは出来ない言い訳をしないで、とにかくやってみることだ。失敗を恐れずに挑戦するんだ。

 

俺は人の名前を騙ってキャバクラでモテるという画期的なアイデアを試すことにしたのだ。

これは俺の挑戦の物語である。

 

一人目かおりちゃん

 

ミニスカートに胸元を強調した服を着たかおりちゃんが俺の横に座る。

向かいの席が空いているにも関わらず、俺の横に座って身体をミッチャクロンさせてくる。

 

かおり「なんてお呼びすればいいですか?」

偽ポール「あ、ポールっす」

かおり「え?ポール?あだ名か何か?」

偽ポール「あぁ、顔が濃くて外国人みたいだからそう呼ばれてるんだ。ほらグアムの原住民みたいでしょ?」

かおり「あはは・・・はは」

※俺はグアムの原住民のチャモロ人に似た顔立ちなのだ

 

ここでポールと名乗ったあとに、俺はおもむろにポールさんの本をカバンから取り出した。

   

かおり「え?本ですか?・・・あ!ポール!もしかして、この本・・・!」

ドヤ顔の偽ポール「そうそう。結構Amazonで売れたよ」

かおり「え?2400万円て書いてある!!すごーい!」

 

ここでかおりちゃんはますます俺とのミッチャクロンを強める。

モテる!ポールさんのフリをするだけでモテるぞ!

 

 

フハハハハハハハハ!!

 

 

 
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かおりちゃんにコメント書いてもらいました。

俺のことをポールさんだと思っているので緊張している様子。

 

 

かおり「この帽子を反対にかぶって手を突き出している人だあれ?」

 

まずい・・・

このイラストポールさんの似顔絵だけど、俺に全く似ていないww

 

ポールさんは面長だけど、俺はエラが張っていて、ホームベース顔だ・・・。

 

このままでは俺がポールさんではないとバレてしまう・・・。

 

ここでバレたら、キャバクラに本まで持ち込んで、なぜ奇妙な嘘をついたのかと追求されてしまう。

正直にモテたかったからですと言おうものなら、42歳のおっさんが、歳下であるポールさんの知名度を無断で使ってモテようとしたことになり、ドン引きどころの騒ぎではない。

 

 

 

はっきり言って気持ち悪すぎる!!

 

 

 

 

偽ポール「そ、それは・・・一緒に不動産やっている仲間のふんどし王子だよ」

かおり「ふんどし王子!?」

 

しまった!

別の名前にしておくんだった。

 

この本にふんどし王子さんの不動産投資事例が載っていたから思わず言ってしまったけど、「ふんどし王子とは何か」を説明するのが極めてめんどくさい!

「ふんどし王子」ってなんだよ!どう説明すればいいんだ。

 

 

 

あだ名だよ・・・

 

 

 

って、言ったけど、なんでそんなあだ名なの?とか聞かれてもよくわからない。なんか本に理由が書いてあったかもしれないけど。どうせならニーノさんとかやっさんとか別の名前の人をあげればよかった。

 

 

偽ポール「・・・」

 

俺がかおりちゃんのある一点を凝視しながら、答えに困っていると、できるキャバ嬢として察してくれたのか、それ以上「ふんどし王子」という謎の単語について追求してこなかった。

 


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かおりちゃんは不動産についてききたい様子だった。

 

かおり「家賃4000万円!?すごいですね!!」

 

かおりちゃんの目がときめいている。

まだ、戸建てを1戸買っただけで、入居者募集中の俺に。

そして、まだアパートの融資が通っただけで、勃ってもいないアパートの記事を書いている俺を見て、ときめいている。

 

かおりちゃんが家賃4000万の男と思って見ている眼の前の男は、まだ家賃ゼロの大家ですらないただのおっさんである

 

ただのおっさんは信ぴょう性をもたせるために本に書いている内容をまるで自分が書いたかのように、かおりちゃんに向けて語りだした。

   

そもそも初心者は不動産をなかなか買えないんだよねー。

それって自分が出来ない人間だと心にブロックをかけているんだ。

小さい頃からの育ち方の影響で日本人の大部分は自己肯定感が低いんだよ。

まずは自己肯定感をたかめていかないと、なかなか不動産に踏み出せないかもしれないと思って、俺はこの自己肯定感とはどういったものなのか、それは大人になっても高めることができるのかってことをテーマに、この本を書いたんだ。

 

 

かおり「えぇー!本当に自己肯定感高めたら不動産で成功するー?」

偽ポール「俺がその証拠だよ。5年で4000万だよ?自己肯定感MAXの俺だからできたんだよ」

かおり「すごーい☆LINE教えてもらっていいですか☆」

 

 二人目レイラちゃん

かおりちゃんとLINEを交換 した俺は二人目のレイラちゃんにも、もちろんポールだと名乗る。

 

家賃年収4000万のくだりでレイラちゃんは俺の肩にしがみついてきた。

俺はちょうどボロ物件をリフォームしたばっかりなので、スマホの中のその写真を見せながら説明した。

スマホを覗き込むレイラちゃんがさらに密着してきて、俺の肘がレイラちゃんの巨乳に当たっている。

 

レイラ「このおうちいくらで買ったんですかぁ?」

偽ポール「え・・・10万かな」

※本当は250万です

レイラ「えええええ!!!!10万円!?」

偽ポール「安く買う方法があるんだよ。」

レイラ「すごーい!でもリフォーム代金高いんでしょう?」

偽ポール「自分で直したから材料費で50万かな」

レイラ「えええ!自分で直しちゃうの!?」

※本当は工務店に頼んで355万とられました

 

レイラ「大工さんなの?どうしてそんなことできるの?」

偽ポール「いや、福祉施設の職員だったんだよ。You Tubeみたらできるよ。他のやつが出来ているんだから天才の俺ができないわけがない」

 

レイラ「すごい!!そこで出来ないって思わないのが自己肯定感なんだね!」

偽ポール「そう。失敗って概念が無いんだよ。全部成功のための通り道なんだよ」

 

レイラ「素敵~☆」


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めちゃくちゃモテる!

 

俺、学生の頃、全然モテなくて21歳まで童貞だったのに、いまモテ期がきてるわ!!

 

これが自己肯定感か!(ちがう)

 

これがクレイジーマインドか!(いや、そうじゃなくて)

 

 

 


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 レイラ「あ、そうだ。

どんなブログ書いているか見てもいいですか?」

 

レイラちゃんがおもむろにスマホを取り出す。

 

Googleに「ポール 不動産・・・」と入力している。

   

あ!まずい!

動画が一緒に検索されてしまう。

 

ポールさんはYouTuberでもあるので、本人登場で俺が偽ポールだとバレてしまう!

思い切り自己肯定感の大切さとかマインドブロックを解除することで、不動産も人生もうまく回りだすことを語っていたのに、本人じゃないことがわかったら一体どんな顔をすればいいんだ!

めちゃくちゃ気持ち悪いと思われる!!

 

偽ポール「い、いや、今は恥ずかしいからみないでよ!」

→偽物だとバレにように必死

 

レイラちゃん「いいじゃん見ても~☆」

→ブログを見られるのが恥ずかしいと思っている

 

このやりとりを何回か繰り返したあと、レイラちゃんはじゃあ、仕事終わったら見るね☆となんとか収まってくれた。

 

 

 

 

危ないところだった

 

 

 

 3人目こころちゃん

 こころ「こころでーす☆」

偽ポール「ポールです」

 

3人目ともなると、俺のポールっぷりも慣れたもので、本当に自分はポールなんじゃないかってくらいポールさんのフリが様になっていた。

 

 

 

本の後半ではポールさんが不動産をやってきた経緯とかタネ銭を貯めた方法が載っているんだけど、「真似しない方がいい。自分なりのやり方を見つけるヒントになれば」と語っているんだけど、キャバクラでポールさんの真似をしてはいけないとは書いてなかった。

 

 

 


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こころちゃんは頭がいい。

 

こころ「ふーん。自己肯定感を高めるって不動産以外にも、人生で役立つ考え方ですね」

偽ポール「あ、わかってくれた?そうなんだよね」

※自分が書いたかのように話す

こころ「わたし実はバツイチで子供がいるんですけど、すぐに子供にキーって怒っちゃって・・・自己肯定感低いんだろうな」

偽ポール「そんなに落ち込むことはないよ。この本にも書いたけど、あとから伸ばす方法もあるからね。俺は施設の子供たちに大事なのは過去じゃない。これからの人生だってみんなに何度も言ったんだよ。みんな成長していくんだよね~」

こころ「わたしも変われるかな・・・」

偽ポール「変われるさ・・・俺も応援してるよ。人はみんな何かの天才なんだ」

 

俺はそっとこころちゃんの肩を抱いた。

こころちゃんはポールに優しくしてもらって少し涙ぐんでいた・・・。

偽ポールに。

 

   

 

まとめ

不動産を志す人はきっとこれからも増えていくと思う。

そんな中で、成功する人もいれば、うまく行かない人もいるんだと、偽ポールは思う。

成功している人の中にも恐ろしいスピードで購入していける人や、素晴らしい利回りに巡り合う人もいるのはなぜだろう。

何がスピードの差となっているのだろう。

ポールさんが成功しているのは何かと言うと、やはり自己肯定感が他よりも高いからだと、偽ポールは考えている。

 

俺も成功する側に入れたらいいな。

 

仮に不動産で成功しなくても、自己肯定感を高める術を知れば、他人との比較競争から解放されて、自分らしく生きることができると、この本では書かれている。

だからこそ、ほとんどの不動産がノウハウに偏った書き方がされている中、この本は不動産を志す上での、心構えにもっともページを割いたのではないだろうか。

幸せになるために不動産投資をするわけだしね。

 

自己肯定感がたければ、失敗は失敗でなくなるので、どんどん物件を購入していける。

そして購入して金銭的に豊かになったあとも、本当の幸せをきっと忘れない。

 

 

このことをこころちゃんにもっと俺は教える必要があるだろう。

俺は5段階の欲求を超えた自己超越の領域にいると確信した。

 

 

この本は不動産投資を目指す人だけでなく、子育てに迷っている人、部下の育成に行き詰まっている人、自分に自信がない人、キャバクラでモテたい人・・・たくさんの人に読んでもらいたい。

 

 

そして俺はこれからもポールとして、こころちゃんをささえていきたいと思う。

 

 


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どうかこのブログをたくさんの人に読んでもらえますように。

そしてこころちゃんだけは読みませんように・・・。

 

 


 

 

もうええわ

 

 

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